岩政大樹監督が、J2北海道コンサドーレ札幌の監督を解任され、後任として札幌U-18監督の柴田慎吾氏が就任することが10日に明らかになった。岩政監督は今年から札幌の指揮を執り、J1復帰を目指していたが、開幕から4連敗し、その後も結果が出ず、10日時点でチームは10位にとどまっていた。特に、9日の長崎戦で1-2で敗れたことを受け、クラブは解任を決断。
柴田新監督は下部組織での経験を生かし、残り13試合でチームの巻き返しを図ることが期待されている。
札幌のチーム運営における選択が注目される。シーズン初めから結果が出ていないにもかかわらず、岩政監督が解任されたことは、クラブの戦略に対する疑問を投げかける。指揮官交代が必ずしも短期間で成功に結びつくわけではなく、特に中長期的なビジョンが欠けていると感じられる。重要なのは、ただ単に監督を変えることではなく、なぜ結果が出なかったのか、その本質に迫り、必要な改革を施すことだ。
改善策としては、まずクラブ内での指導体制の見直しが求められる。次に、選手層の強化と戦術的な明確化が重要だ。これに加え、プロフェッショナルな選手育成と成長を促すために、下部組織との連携を深めることが不可欠だ。要するに、急激な変化ではなく、基盤の強化が結果に結びつく。
最後に、チームの目指すべき方向性と価値観を明確にし、その一貫性を保つことが鍵だ。指導者交代の決断を評価するよりも、その先に見える未来をどう築くかが、クラブにとって最も重要だ。
ネットからのコメント
1、解任するならもっと早くすれば良かったと思うし、腰を据えて付き合うなら辛抱が足りなかったと思うし。誰が監督するにしても、もっとフロントと監督がちゃんとビジョンを共有してチームを一緒に作っていくことが大切なのでは。
2、まあ、当然だろうね。ただ、「too late」だね。せめて磐田に大敗でやられたときにこの決断が出来ていれば、中断前だったし仕切り直せたけど、このタイミングきついね。正直、石水社長は4月末のサポーターミーティングの際は岩政氏のことをべた褒めしてましたよね。3か月経ってその心境の変化はぜひ聞いてみたいですね。繰り返しになりますが、監督のコメントも支離滅裂のものが多く、早くから解任相当であると厳しい声が出ていた中でフロントとしてかばっていましたが、このタイミングでの解任はやっぱり遅すぎたとフロントとして責任追求されても仕方ないのかなと思います。
3、今回の岩政さんの解任のタイミングといい、三上GMの事実上の解任のタイミングといい、石水さんのマネジメント能力に、疑問を持つ人が多くなるでしょうね。
4、本気で昇格する気だったなら、この戦力ではなかったはず。でもこのタイミングで監督更迭は昇格する気だったのか。正直言って岩政の責任よりフロントの責任を問うべきではないか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a63b60ed49ef0a9352e641d97b06949950e1cd41,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]