事件概要：2023年7月30日、岐阜県揖斐郡池田町の「池田温泉 新館」で、町から委託を受けてレストランと旅館を運営していた「株式会社 たち川」のオーナーA氏が、未納金を抱えたまま夜逃げした。この結果、レストラン「郷土料理 たち川」と旅館「池田温泉旅館 たち川」は突然閉鎖され、町や業者は混乱に陥った。翌日、A氏は高級外車BMWで地元の喫茶店に現れ、記者に対して無言で対応した。

池田温泉の管理は弁護士事務所に移行し、現在もA氏との連絡は取れない状態が続いている。町民や観光客にとって大きな損失となっており、再建の見通しは立っていない。

コメント：A氏による無責任な行動は、地域社会に多大な影響を与えた。池田温泉は町の観光産業の中心であり、地元住民や観光客にとって大切な存在であっただけに、突然の経営放棄は非常に無責任である。A氏は経営を拡大し、観光業の中心である池田温泉に大きな影響を与えたにも関わらず、未納金や業者との契約不履行を放置し、何の説明もなく姿を消した。この問題の本質は、適切な監視と契約管理の欠如である。今後、町や地域経済を守るために、企業の経営者に対する厳格な法的規制と、破綻リスクの管理が不可欠だ。具体的には、監査体制の強化、緊急時の対応手順の策定、そして事業者への罰則強化を進めるべきだ。

また、町民の信頼を取り戻すためには、池田温泉の再建を速やかに進め、責任を取る形でA氏の対応を明確にすることが求められる。

ネットからのコメント

1、飲食業などを営むオーナーさんの中には、この様な方が散見されます。月々の支払いを行わない。支払う必要を認めない。詐欺罪に問われかねないので、口では支払うとは言います。しかし金が無くて支払えないのではなく、利己的な金の使い方をして、支払いの必要など無いと考えています。借金についても何とも思っておらず、自分が贅沢な思いをする為ならば、平気で踏み倒しますし、借りた金は自分の物で返す必要など無いと武勇伝の様に語るオーナーさんを沢山みてきました。勿論、真面目に事業を営んでいる方も多数いらっしゃいますが、この様に善良とは言い難い思考の持ち主も少なくありません。

2、夜逃げってことは要はこの後、破産になるって事だよな。池田温泉で働いていた方々が突然職を失うという事ですから池田町はまずそちらをなんとかしてあげた方がいいかと。未納金のある業者に対しても同様に対処しなくてはいけないと思います。

こんな業者に任せた町にも責任があると思います。どちらにしても弁護士入ってるんだから手は出せないんだろうけど、弁護士に対して早急に対応するよう請求すべきだと思います。忙しいと言ってなかなか動かないので。

3、2F、3Fに立ち入れないというが、賃料が支払われないので契約に基づき解約とし、速やかに明け渡せと命令すれば良い。いついつまでに退去しない場合は強制的に整理して物品はすべて処分しますと。別途損害賠償の請求もすれば良い。え？まさか契約書に解約条項がないだと、そんなことは考えられない。どんな賃貸契約でも解約の定めがあるでしょう、雛形として参考にしなかったのかな。定めがないのならいつまでも占有されておくがいい、自業自得かもよ。

4、不動産の権限ってそこまで普通あるのかよ？所有者、以上に占有者が優先されるわけ？それは借家アパートとかは有り得るが。今回の事案は指定管理者制度でやったんだろうから、いわゆる、指定管理者制度自体を借地借家法の適用除外にするとかしないと、今後いくらでも発生する事案だろうな。