広陵高校(広島)は、全国高校野球選手権大会(甲子園)の2回戦出場を辞退した。この辞退は、部内暴力の問題がSNSで拡散されたことに起因しており、チームは広島に帰ることとなった。これにより、14日の2回戦で広陵と対戦予定だった津田学園(三重)は不戦勝となった。このような大会開幕後の不祥事による出場辞退は春夏通じて初めてのことだ。
1月に発覚した部内暴力問題に対する広陵の対応が不十分だったため、新たな暴力行為が明るみに出た可能性もある。SNSで発信された情報の中には誤情報や中傷も含まれているが、被害者の訴えも無視できない状況だ。
広陵高校の対応に問題があったことは否めない。1月の段階で、部内暴力が発覚した際に徹底した調査が行われていれば、今回のような事態を防げた可能性が高い。過去の事例をもとに軽い処分で済ませてしまったことが、問題を長引かせた原因となった。これにより、SNSで新たな暴力行為が明らかになり、学校側の対応の不十分さが浮き彫りになった。暴力行為の根本的な問題に対して、学校はもっと真摯に向き合うべきだろう。また、再発防止のためには、暴力行為に対する厳格な処分とともに、選手や関係者の意識改革が必要だ。
ネットからのコメント
1、校長先生の記者会見の内容が、あたかも「中傷から子どもたちを守るため」という風に聞こえ、そもそも、その状況を招いてしまった原因は何なのか、そのためには、もっと早い段階で判断しないといけないことがあったのでは?と、釈然としない気分になりました。
2、野球のためだけに寮に入れて監督が絶対の軍隊のような指導方法。もうそういう時代じゃないのかもね。10代で分別も付かない子供たちを世間から隔離して閉じ込めるのは、やめたほうがいいと思う。昔から野球関係はこういうのよく聞いた。自慢げに昔話語る人が指導者だったりもするし風向きを変えるべきなんだと思う。
3、昭和や平成初期の時代まではこうした指導法も許されていたのかもしれませんがもう時代が変わったので寮に入って携帯を取り上げて閉塞された環境下で野球だけに勤しむというのは終わりにした方が良い指導法だと思います。今回の事件で全国の寮などを一斉に調査して2度とこうした事件が起きないようにして欲しいです。まずは全国の寮で生活している学生にいじめや暴力が無かったかヒアリングした方が良いかもしれませんね。
4、禁止行為やった後輩がいたからって、その場で叱るか、先生に報告するで終わりで、暴力ふるおうとは普通は思わない。それなのに複数人が暴力をふるったということは、暴力が日常にあった可能性が非常に高いけど、今までの説明からも学校がそれを認めることはないだろうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/de63f306527e53430e69a3ae686547233a0d65b4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]