地震の震源が深さ18kmで発生し、津波警報が発令され、マグニチュードが最初の予測よりも大きい8.7に修正されました。津波の注意報が警報に切り替わり、津波の到達時間が予想より早くなる可能性があり、避難を徹底する必要があります。東北大学の今村文彦教授は、特に遠地津波の特徴として波が遅れてくる可能性が高く、津波の周期が長く、流速が大きいため、避難を引き続き行うことを強調しました。
津波は半日から一日続く可能性があり、被害が広範囲に及ぶことが予想されています。
今、私たちが目の前にしているのは、自然災害の恐ろしさだけではなく、津波警報や避難勧告に対する私たちの対応の甘さが浮き彫りになった現実です。津波が遅れてくるという特性、そしてそれに伴う危険の増大について、科学者たちは警鐘を鳴らしているにもかかわらず、自己判断で避難を解いてしまう人々がいる現状には驚きと憤りを覚えます。警報が解除されるまでは、誰もが避難を続けるべきです。
さらに問題なのは、津波の予測と警報システムが完全ではないという事実です。震源地の深さやマグニチュードの修正があって初めて警報が引き上げられることから、予測の精度や対応の速さに限界が見えるのは事実です。ここで必要なのは、科学技術の進化に伴って、津波警報システムの改善と迅速な対応策を講じることです。
具体的には、リアルタイムでの震源解析を強化し、警報システムの改善、避難情報の発信力の向上が求められます。徹底した避難指導の義務化とともに、予防と対策を根本から見直すことが急務です。
津波の危険性を過小評価し、避難指示に従わないことで命を落とす人々がいる現実は許されません。社会全体で一丸となって、災害に対する知識と危機意識を高める必要があります。
ネットからのコメント
1、相模湾すぐのところに、高齢者を抱えて暮らしています。大袈裟と笑われるかもしれませんが、練習になればそれで良いと考え、避難ビルへ来ました。初めての経験ですが、親切に対応頂いています。何より安心です。早くおさまりますように。
2、40センチでも津波は津波。海水浴場でそのまま遊んでいたら、本当に危険だったので津波警報自体は適切。船だってちゃんと逃がさないといけませんでしたし。全く来なかったら、徒労感もあったかもですが、今回は本当に到達しています。大袈裟という方もいるかもしれません。でも今回は、遠すぎる震源地からの津波だったこともあり、この警報で助かった人たちも多かったのではないかと思います。
3、30cm程度の津波でも、街中の方まで入ってきてしまったらかなりヤバい東日本大震災の時の映像を見ればわかる来てから逃げても間に合わない色んなものが一緒に流れてきて逃げられなくなる
4、今回の津波は太平洋沿岸広範囲に3mの津波が来る可能性があるため、非常に危険な状況です。3mの津波は木造建築をほぼ全壊させる威力があり、1mでも巻き込まれると多くの方が亡くなる可能性があります。まだ来てはいませんがこれから大きな津波が来る可能性もありますので、まだ安心できません。居住地域まで浸水する可能性もあるため、いないとは思いますが、まだ避難されていない方は速やかに緊急指定避難場所に避難してください。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec0bab311c1ceed78b4680084b6ab67f656b958,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]