オーストラリアでは、16歳未満のSNS利用を禁止する法律が施行され、1ヶ月が経過しました。新法により、SNS運営企業は未成年のアカウントを凍結・新規取得を防ぐ義務がありますが、「規制逃れ」の行為が問題となっています。VPNを使った国外接続の偽装や顔認証の不正突破が報告されています。規制外のアプリ利用者数も増加しており、政府は必要に応じて対象を拡大する方針です。しかし、専門家はこれを「モグラたたき」のようだと批判しています。

この状況は、未成年者の安全を守るための制度が、逆にその目的を達成できていない例として非常に危惧されます。まず、現行の法律や制度は、「規制逃れ」に対抗できる形では整備されていないことが露呈しています。特に、VPNや顔認証の突破といった手法は、技術的な裏付けが不足していることを示しています。このような状況に対して取り得る解決策として、まずは顔認証技術の精度向上と、その普及を急ぐべきです。
次に、アカウント凍結だけでなく、利用端末の制御を視野に入れた全体的なアクセス管理システムの導入を検討することが求められます。最後に、教育現場や家庭での啓蒙活動を通じて、子どもたち自身がSNSの影響を理解し、自己管理する力を育むことも重要です。法律や技術だけでは解決できない部分を、人間的な理解と倫理で補完することが、持続的な真の解決策に繋がるでしょう。
ネットからのコメント
1、そもそも現実世界での生活に必要な情報(例えば出版物や娯楽施設の広告、小売店の割引キャンペーンなど)が、SNSでしか配信されていないことがある。子供(消費者)のSNSを規制するなら、事業者にも公開ウエブサイトまたは報道機関を通じた情報提供を義務付け、社会全体を巻き込んでSNS依存からの脱却をめざすべき。
2、こうした規制は実効性と社会の醸成目的の2本柱の視点が大切と思います。たばことかお酒とかと一緒。実際に買えないことやふれないことも大事だけど「若者はしちゃいけないもの」という風な社会の雰囲気を共有することも大切。
だから、規制逃れをするとしても、良くないとされるものは社会の先達の人たちがルールを作ってあげることは必要でしょう。まずは第一歩として踏み出したオーストラリアに感謝です。まだまだ今後を見守りたいです。
3、オーストラリア政府もこれくらいは想定内だろうし、そもそも、それでも親のスマホとか他人の顔認証でSNSやるってのは自ら依存症だって言ってるようなもんなんで、多少はあぶり出されていいんじゃないかと。うーん、年寄対若者と言う構図ではなく、若者の世代の中でもいろいろな議論があってほしいかな。大人も子供も、スマホという道具を冷静に見つめる機会にしてほしい。
4、まあ予想通りの状況なんじゃないですかね。官に政策あれば、民に対策ありとか言いますが、子供に限らず民衆を抑制したり規制しようとすれば抜け道を探す者は当然出てくるでしょうし、豪州政府もある程度予想してやっていて、状況を見て対策を強化するつもりなんでしょう。SNSを使えていて、急に規制された世代の喪失感は大きいでしょうが、規制がデフォルトの世代はそうでもなくなるでしょうし、時間をかけて浸透するのでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b5f8888b5bd7b3928336491e3d504f0bea6fa59d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]