2026年1月、中国は日本企業向けのレアアースおよびレアアース磁石の輸出を制限することを発表しました。この制限により、日本は約6600億円の経済損失を被る可能性が指摘されています。レアアースは、モーターや蛍光体に広く使用されており、中国、ブラジル、インド、オーストラリアなどで採掘されていますが、特に中国が市場シェアを確保しています。背景には、1990年代から中国が環境汚染を顧みず低コストで大量供給を続けたことがあります。今回の制限は中国企業が政府方針に従って日本企業との取引を控える可能性があり、意図的に運用される恐れもあります。しかし、技術革新により、レアアースを使用しないモーターや蛍光体の開発が進行中であり、他の生産地域の競争力も向上しているため、安全保障上のリスクは軽減されると予想されています。
この日本へのレアアース輸出制限は、単なる経済問題を超えた重大な課題です。中国が長年にわたって環境基準を軽視し、コストを抑えた生産で市場を牛耳っていた事実は、制度の欠陥を明らかにしています。この問題の本質は、重要資源の偏重と、供給国による政治的な圧力の可能性にあります。
解決策として、まずはレアアース使用を最小限にする代替技術の開発を急ぐことが重要です。次に、既存製品からの資源再利用を進め、都市鉱山の利用を拡大することが考えられます。そして、国内外の公正な市場取引を促進するため、国際的な協力と規制を強化する必要があります。このように、日本は技術革新と戦略的パートナーシップを強化することで、経済的打撃を回避し、持続可能な未来を築くことができるでしょう。
ネットからのコメント
1、レアアースに限らず一時的な損失にばかりに目を向け続けて招いたのが日本の異常に高い海外依存な訳ですよ。輸入に頼らなければならない物ももちろんある訳なので、感情論ではなく今回の例を良い機会と捉えて実務的に出来るところから海外依存を低くしていく、供給ルートを集約せず、常に多角的に代替えルートを持つ事。これは中国に集中してきた観光地にも言える事かも知れません。目先の損失はともかく目先を変え将来的にこれらを粛々と進める事ですね。
2、日本の在庫がなくなるのは1-2年の間と言われているけど、その後はコスト高になるだろうけど中国以外から輸入するしかない。
完全に止まる訳ではなくコスト高になるだけ。別の見方をすれば中国の価格が本来おかしい訳で、環境や人的被害を無視した価格であるということ。ここで日本が技術開発や南鳥島のレアアース開発に力を入れるということは、単に資源問題を可決するだけでなく、環境や人権問題にも貢献するようになるということ。
3、カーボンニュートラル、SDGsなどは環境もそうですが、我々人類の未来を考えた考えですよね。レアアースは現代の先端技術の発展に必須ですが、人権のないところでこれを安価に生産しようとしていることも問題なのではないでしょうか。状況としてはレアアースの処理コストによる製品の価格高騰となりそうですが、将来的には沖ノ鳥島の海中にあるレアアースは放射能の影響も抑えられるということで、人権的なものも極力配慮できる環境で人類に貢献できるかもしれません。かつてのウイグルの綿花の問題なども再度議題に上げて、レアアースを捉え直せば、必ずしも中国だけが利することもなくなると考えますね。やはり技術力を持っている日本、我々の先人たちへの感謝の気持ちは持たないといけませんね。
中国のように過去の歴史を破壊するようになっては日本は日本でなくなりますよ。
4、その通りだ。特に都市鉱山については日本には大きなポテンシャルが期待される。ただ残念ながら、レアアースを多く含むゴミの回収はあまり積極的になされているようには見えない。薄型テレビ、スマホ、自動車、、、他にもあるだろう。国がちゃんとリサイクル義務を再定義して、リサイクル業者や研究者などを厚く支援するべきだ。あとは南鳥島だ。敵はあらゆるチャネルで邪魔をしてくる。領有権にまで揺さぶりをかけている。決して負けてはならない。あとはレアアースを精製している国との関係強化を戦略的に集中的に進める事だ。カネと熱心な人の往来が必要だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9ea4abbfd3ff3e03daee5e89833e39971fbb921e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]