高市内閣が21日に発足し、初の女性総理の下で組閣人事が注目を浴びている。石破氏の反面教師として、情報が漏れないように前日までに閣僚名簿を発表せず、「一人部屋にこもって作成」したという。高市総理は、総裁選で戦ったライバルを取り込み、挙党態勢を演出。また、女性登用として片山さつき氏を財務大臣に、小野田紀美氏を経済安全保障大臣に選び、重要な政策を担わせた。
公明党との関係が断たれた中で、日本維新の会の閣外協力を得て少数与党として出発。財務省では「恐竜番付」の過去を持つ片山氏がパワハラからの脱却を訴えた。組閣はライバルと側近を巧みに配置し、少数派閣内でのリーダーシップが試される。

高市内閣の組閣は、現代日本政治の象徴とも言えるべき一件です。情報管理を徹底し、ギリギリまで調整を続けたプロセスは、まるで小泉純一郎氏を彷彿とさせる手腕ですが、これには鋭い批判の目も向けられます。まず、情報漏洩を防ぐという閉鎖的な手法は、透明性の確保に欠け、政府への信頼を損ねかねません。また、女性閣僚の登用を進めたにもかかわらず、目標とされた北欧並みの女性登用には程遠い結果となりました。この点では、制度的に女性の政治参加を推進する必要性が浮かび上がります。具体的には、①政治へのアクセス経路改善、②女性の活躍を支える社会制度の改革、③透明性のある人事プロセスの確立が重要です。
高市総理の方針は、表面的な評価に止まらず、深層の問題への対処が求められるでしょう。日本の政治文化が持つ閉鎖性と華やかさの対比を鑑み、透明性と平等性の確立が急務です。
ネットからのコメント
1、バランスの取れたよい人事かと思います。逆に言えば、何故優秀なこれだけのメンバーがいて、今までこれだけゴタゴタしてきたかということもいえる。党内の権力争いのためにどれだけ国益を損なってきたか。しっかり反省するべき。それぞれ思想の論戦を党内でして、政策の深みを出してもらうのが本来の懐の深い政党だと思いますので、是非とも本腰を入れて、自民党の良さをいかしていってほしいです。
2、いい人事だと思うよ。なかには待機組だったかな?という人や、論功行賞もあるからとりあえず隅に置かせて的な人も見受けられるけれど、それもバランスだからね。要所々々を目星をつけた自分流で通していると思う。農水大臣も適材適所だと思う。若いし農水省出身だから皆が先輩みたいなところあってやり難いだろうけど、会見を通して聞いていたらなるほどなと納得出来る回答が多かった。
3、財務省内はどうも内心穏やかでない、といった様子。他の大臣の動向などは各省庁が動画やXなどでしっかり伝えているが、財務省だけは写真のみ・一言のみのポストだけが行われている。よほど嫌だったのだろうが、逆に片山大臣には大鉈を振るう勢いで財務省を正してほしい。今までがおかし過ぎた。国民を苦しめた財務省がどう変わるか楽しみだ。
4、国民が何を期待して高市さんに総理になって欲しかったか、高市さんは解っていると思う。簡単にあれもこれもと出来ないのも国民も理解をしないといけない!人事は高市さんはやるぞと意思を示してくれたと思う。片山さつきさんを財務大臣なんて高市さんでなければ出来ないと思う。後は、とにかく半年後少し光が射して、一年後どんな日本に変わっているのか?自分は高市さんに希望を託したい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c14d0abc4d1f2fe7c5c44b983004a729790c6550,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]