今年上半期、日本の地域医療の厳しい状況が浮き彫りになった。地域病院の倒産数は過去最多を記録し、医療従事者の不足や患者数減少が原因で経営が圧迫されている。これに対し、タレントの石原良純は「コスト、質、アクセスは独り占めできない」とし、地域医療の将来について「何かを諦める必要がある」と述べた。この発言はネット上で反発を招き、「お前は諦めなくても良い立場だろう」という声が上がった。
批判者たちは、良純が慶應義塾大学出身で、困難な状況に直面することなく生活している点を指摘している。
石原良純の発言は、地域医療に対する厳しい現実を伝えつつも、彼自身の立場とその発言のギャップが問題視されている。
ネットからのコメント
1、今の医療の維持を諦めないのであれば、その為には国民の負担を増やさざるを得ず、国民の負担が増えればその分医療以外への消費を諦めざるを得ません。ただ富裕層に反発するだけではなく、石原さんの言っていることを冷静に受け止めなければならないと思います。
2、医療は社会インフラ。全国全てに同じ医療サービスが行き渡れば良いが、それは不可能である。何かを諦めると言うのは真っ当な意見だ。日本は本当に恵まれて来たから皆が現状を理解できない。世界中、医療へのアクセスが悪いなど当たり前の事。
経済的、物理的な障壁があり誰もが医療を受けられるわけではない。金がなくて受診を諦める、何時間も時には何日もかけて病院へ行くなど当たり前の日常だ。日本人もそういう時代に突入したと言う現状を理解するべきだと思う。
3、別に地方に限定した話ではないんだけどね。海外ではまず家庭医を受診しないと専門医の診察は受けられないし、家庭医も予約制で飛び込みでは診てもらえない。要は制度としてアクセスを制限することでコストを抑えつつ質を保ってる訳だけど、日本はいつでもどこでも飛び込みで専門医に診てもらえるフリーアクセスなので、コストを抑えたら後は質を下げるしかない。これがまさに今、全国的起きてることです。
4、地方のローカル線と同じですね。利用者が減り、赤字になり、廃線となると自治体や住民は残して欲しいと要望するけど、鉄道会社も民間だから赤字を垂れ流す訳にはいかない。田舎だと居住地を集約するとかして、医療機関以外の買い物とかサービスも集約しないと撤退されてしまう。良純さんが言いたいことは、そういうことではないのでしょうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/366552d194128d4561d6fcbde5cdc6ec3e375b8e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]