事件概要:2023年4月から7月にかけて、アイドルコンサートに贈るスタンド花をめぐる詐欺事件が多発した。東京都内の販売会社Aさんは、11件で総額42万1500円分の花を配達したが、代金未払で被害を受けたほか、東京・神奈川・埼玉でも少なくとも5社が被害を受け、総額は数百万円規模に上る。詐欺者は虚偽の法人名を使用し、SNSで参加者を募った後、生花店への支払いを行わず逃走。
推し活文化と業界の信頼を悪用した手口で、騒動は業界全体に波紋を広げている。

コメント:スタンド花詐欺が横行する現状は、推し活文化の美しさを冒涜する非常に深刻な事態です。問題の本質は、注文者の巧妙な手口だけでなく、業界の未熟なシステムにあります。生花店が法人の請求書対応を選んだのは、柔軟な顧客対応のためですが、この善意が裏目に出た例と言えるでしょう。また、虚偽情報を見抜く仕組みの欠如や、SNSの匿名性が悪用されていることも改善が必要です。
解決策として、まず全社的に事前決済制度を義務化すべきです。加えて、注文者の住所・法人名の厳密な確認プロセスを導入し、取引時に透明性を確保する仕組みを整えることが重要です。さらに、業界全体での案件共有システムを構築し、悪質な注文者に対して迅速な対応を行えるようにするべきでしょう。
この事件は、誠実な推し活ファンや生花店の信頼を踏みにじるものです。「推しへの愛」という本来の尊い価値観が詐欺に利用されるのを許してはなりません。このような行為に対して毅然とした対応を求め、悪質な者を追及し、推し活文化を守るために尽力する時です。
ネットからのコメント
1、これまで考えられなかった事が起こり、詐欺や窃盗について甘く見ている若い人も多いのは、安易に闇バイトに手を染める人がいる現実からもわかりますからね。働く人の質や社会に出てくる人の質が全体的に低くくなり、低賃金でも真面目に働いていた人がいた時代は今や幻。安いから法を犯してでもやるのは仕方ないみたいな風潮がネットでは見受けられ、この10年で本当に働く人の質はもちろんどんな親に育てられたんだろうと感じるような方が散見されますからね。
2、これは、簡単には捕まると思うな。お花出した推し活の皆さんが特定班にならないと。推しが泣くよ。お金集めた人は証拠見せないと。それ、詐欺だから。詐欺は軽犯罪じゃないからね。
3、こういうのは事前決済はもちろんだし細かい注文とかになるなら店頭受付のみとかにしないとトラブルにもなる可能性が…しかしこの犯人悪質なので絶対に捕まえて欲しい。
お金踏み倒しや関係ない払わせようとしたり…そんなので推し活する資格はない。
4、相手が法人でも新規の場合は必ず前払いかクレジット決済ですね。請求書払いなら与信調査は必須。ビジネスの基本だと思います。それにしても私は関係したことが無いですが発起人が余分に資金を集めて(余るように調整)差額を懐に入れる、それがバレて揉めるという話は2chで頻繁に見ました。今は生花店に代金すら払わないとは極めて悪質です。早急に捕まって欲しいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/28b18516c14b0fc518a5d197dd9ce657b8bf299a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]