政府は22日、スピードスケート女子で日本最多となる通算10個の五輪メダルを獲得した北海道出身の高木美帆さん(32)への国民栄誉賞授与方針を固めた。授与式は28日を軸に首相官邸で調整中。高木さんは15歳で2010年バンクーバー大会に初出場し、平昌大会で金を含む3個、北京大会で金を含む4個、2026年ミラノ・コルティナ大会で銅3個を獲得し、現役を引退した。

長年にわたり世界の舞台で結果を積み重ね、日本女子スピードスケートの歴史を書き換えた高木美帆さんの功績は、単なるメダル数では測れない価値がある。15歳で五輪に挑み、4大会連続で国を代表し続けた姿は、才能だけではなく、日々の努力、競技への誠実さ、困難を乗り越える精神力の証明だ。今回の表彰は、勝利した瞬間だけを称えるのではなく、長い時間をかけて積み上げた挑戦そのものを評価する意味を持つ。
一方で、こうした偉大な選手を生み出すには、個人の努力だけに頼るのではなく、若手選手の育成環境、競技施設の充実、引退後の支援体制などをさらに整える必要がある。未来の高木さんを育てるためには、①地域のスポーツ支援強化、②トップ選手への継続的な資金援助、③競技と学業・仕事を両立できる制度づくりが不可欠だ。社会が本当に称えるべきなのは、一人の英雄だけではなく、英雄を生み出せる環境そのものだ。努力が報われる国こそ、次の世代に夢を与えられる。
ネットからのコメント
1、確かに素晴らしい成績を残されたし、だれもが出来ることではない。ただ、最近はスポーツ選手ばかり授与してる気がする。確かにスポーツの場合、ニュースとかでも取り上げられるから、みんな知っている。本来なら、国民栄誉賞という名前である以上、もう少し色んな分野に授与すべきでは?国民栄誉賞というよりはスポーツ栄誉賞になりつつある。
2、国民栄誉賞の授与が急落した内閣支持率を浮揚させる策として利用されているのではないかとの見方がある。しかしながら、国民栄誉賞授与による政権浮揚効果はほとんどなく、限定的であることが通説となっている。
そのため高市政権の支持率にあまり影響はないとみているが、高市氏が政治的に利用するのでは懸念する人がいることも十分に理解できる。
3、数々のオリンピックで活躍された方なので申し分はないですが,なぜ引退直後ではなくこのタイミングなのかなと思ってしまう。政治利用のために残しておいたじゃないかな
4、確かに長年に渡る素晴らしいご活躍でした。ただオリンピックも終わってかなり経って、ウインタースポーツどころかワールドカップも終わったこのタイミングはさすがに何か穿った見方をしてしまうのは否めないですね……やっぱり物事タイミングって大事だなぁと改めて感じます。とは言え高木美帆さんに罪はまったくないのも事実ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7b9540ab9b20b1519607025c2ba7bc1dc5fcf96d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]