TBSの井上貴博アナウンサーは、特番「報道の日2025」において、オウム真理教に関する重要な問題を回顧しました。この放送では、オウム真理教と住民との闘いや後継団体アレフの指導についての報道がされ、井上アナは過去の事件に対する深い反省を述べました。特に、1989年にTBSの制作スタッフがオウム幹部に放送前の映像を見せたことにより、弁護士の坂本堤さん一家殺害事件につながった「ビデオ問題」に対し、未だに大きな問題として捉えられるべきだと強調しました。
彼は世代を超えて事件の教訓を伝えていく重要性を訴えています。

オウム真理教に関連する問題は、当時の報道機関の不適切な対応によって悪化しました。この事件は、ジャーナリズムの役割とその影響力について深刻な見直しを促します。報道機関は第三者に対して情報の取り扱いを厳格にする義務があります。今後、このような恐ろしい結末を防ぐために、1)情報漏洩防止のための内部監査の強化、2)報道倫理に関するスタッフ教育の徹底、3)事件発生時の速やかな調査と対応策の確立が求められます。過去の過ちから学び、社会の安全と正義を守るための行動が今必要とされています。この事件は、個別の失敗がいかに社会全体に悪影響を及ぼし得るかを示す痛烈な教訓を提供しています。
ネットからのコメント
1、ビデオが坂本弁護士一家殺害事件の発端となった。
一方、当時の杉尾キャスターが被害者である河野さんを、さも犯人であるかのような問い詰め気味のインタビュー。天下のTBS、このビデオも残っているはず、是非これを公開した番組を作り放映してほしい。そして現国会議員である杉尾先生の見解を世間に問うてほしい。
2、杉尾議員は松本サリン事件の被害者である河野義行さんを犯人呼ばわりしただけでなく、あろうことか河野さんの地元である選挙区から参院選に出馬して当選してしまった。出馬が決まった後、河野さんは抗議の会見を開いたのだが、報じたのは夕刊フジだけであった。その後河野さんは地元を離れる事になってしまった。許し難い話で、杉尾議員だけでなくTBSの責任も問われるべきだ。
3、他にもサリン事件当時のTBS報道当時、TBSの報道番組『ニュースの森』のキャスターだった 杉尾秀哉氏 が事件初期に河野さんを番組に呼び、厳しい“犯人であるかのような”質問をしたという報道の記録や批判があります。こうした報道が全国ネットで流れたことが、河野さんへの社会的非難を助長したという批判が存在します。
この件は?
4、今でこそ若い人たちは知らないかもしれませんが、TBSがしてしまった事は、フジテレビ問題なんか比較にならない程の事だと思っています。時代的には大きな問題にならなかったですが、現代だとTBSは潰れていたと思えます。今の社員の方々に当事者の人はほぼいないと思いますが、井上アナが言う通り後々の世代にこの事はしっかり引き継いで二度とこのような事がないようにしてほしいと改めて思いました。今回、しっかり井上アナが言及してくれた事は良かったと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/acd36adda1bcebe47b80ed8a5d0c51161c53292e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]