2023年11月7日、木瀬部屋で幕下以下の力士Aが力士Bによる現金の窃盗を確認し、激高し拳で顔面を最低5回殴打、力士Bは両眼にあざを負い九州場所を休場。過去にも暴力行為が目撃され、コンプライアンス委員会は常習性を指摘。力士Aは引退、木瀬親方には監督義務違反で2階級降格が言い渡された。相撲協会は再発防止に向け協力を強調している。

この事件は、力士間の問題とはいえ、深刻な暴力問題を孕んでいます。まず、現金の窃盗という行為が事態の引き金となっていますが、その背景には日常的なストレスや管理不足が影響している可能性があります。このような蔓延した暴力行為が目撃されていたにもかかわらず、適切な措置がとられなかったのは、相撲界全体のコンプライアンスの甘さを露呈しています。

問題の根底には指導者である親方の監督体制の欠如、さらには部屋内の信頼関係の欠如が挙げられます。これを改善するためには、まず第一に相撲協会全体での内部監査体制の強化が必要です。第二に、暴力根絶を目的とした研修やワークショップの定期的な開催が求められます。また、第三には、部屋の中だけで解決せず、外部の専門家を交えた第三者委員会による定期的な審査が必須です。

この事件は、個々の力士の問題に留まらず、伝統ある相撲界全体への信頼を損なうものであり、早急な対応が求められています。

相撲道の精神に則り、暴力を許さない強い意志を持って改革を進めるべきです。

ネットからのコメント

1、窃盗を、犯人に前科がつかないようにビンタで内々に済ませたら、盗まれた側が引退ってどうなんだろう？暴力問題とは別の話では？非常に疑問。

2、今回の件は旧宮城野部屋の不祥事と変わらない親方や力士は処分が軽くて良かったね危うく部屋がなくなり四股名を変えなければならなくなったかもしれないから協会が中途半端な処分ばかりするから不祥事が後を断たない残したい部屋や力士に甘くするから危機感がなくなる処罰の基準を明確にして欲しい

3、なんか、相変わらずな感じですね。なんで本人の名前、しこ名出さないんでしょうか。未成年とかなんですかね？こんな今時学生みたいな幼稚なことをプロで日本のトップスポーツやっている連中がこんな精神性で大丈夫なんですか？稽古とかいろいろあるので部屋の力士が同じところで一緒に共同生活するとか仕方ない部分はあるにせよ、今時、世界とあまり剥離した歪んだ相撲界のやり方はやめないとダメですよ、もう。

せっかく新しい世代の力士が台頭してきて人気が戻ってきているのに、相変わらずな体質。大の里も問題あるらしいし、ちょっとしっかりしてくれ。

4、これ、案件的に内部とは言え窃盗が発覚したら警察に突き出すのが正解なのかな？それとも親方が引退を勧告する？それをしっかりルールとして決めてあげないと、下手をすれば盗んだ者勝ちというか、被害者側がひたすら泣き寝入りしなくてはいけない案件となり得るのではないでしょうか？