第68回グラミー賞が1月1日にロサンゼルスで開催され、アーティストたちは移民・税関捜査局(ICE)への批判を相次いで表明した。プエルトリコ出身のラッパー、バッド・バニーはステージ上で「ICE OUT(ICEは出て行け)」と訴え、「われわれは人間であり米国人だ」と主張。トランプ政権時代以来の移民政策批判を続けている。その背景には、1月7日にミネソタで市民が射殺された事件や、退役軍人病院での犠牲者など、不法移民摘発が絡む悲劇がある。授賞式ではビリー・アイリッシュらも「盗まれた土地に不法な人間はいない」と批判。アーティストたちは抗議のピンバッジを付け、全米で広がる抗議運動への連帯を示した。

不法移民摘発による悲劇と、それに対する社会の抗議には深刻な問題が根底にある。まず、市民の命を失う過剰な執行は法の目的を逸脱しており、ICEの行動規範が人道的配慮を欠いていることは明白だ。
この現状は、移民政策の矛盾だけでなく、制度そのものの不透明さが招いた結果といえる。
問題の本質は、移民政策が公平な判断基準を欠いている点だ。不法滞在者への厳罰化が優先される一方で、彼らの人権や安全を守る措置は軽視され、社会は秩序と人権の間でバランスを失っている。
解決策としてまず1つ目に、法執行プロセスの透明性を確保する第三者監査体制を設けることが不可欠だ。2つ目に、移民政策と人権保護の関係を法的に明確化し、執行者が遵守すべき基準を再定義する必要がある。最後に、移民への偏見を払拭する教育プログラムの普及を推進し、社会全体の理解を深める活動を行うべきだ。
命を失う市民、抗議するアーティスト、そして誠実に生きる移民。その現実は、ただの政治問題ではない。生命の価値をないがしろにしている社会構造そのものが問われている。我々の目の前にある悲劇に向き合う姿勢こそ、未来を形作る鍵となるだろう。
ネットからのコメント
1、もし将来、不法移民の方が日本で芸能人になり、影響力を持つ立場になれば、発言一つで社会の空気が大きく左右される時代になるのは間違いありません。
だからこそ、日本は今のうちに移民政策を「感情」ではなく「現実」で考えるべきです。ヨーロッパやアメリカでは、理想先行の移民政策が治安悪化、社会分断、文化摩擦、行政コストの増大といった深刻な問題を生み、結果として「失敗だった」と見直しに入っています。日本は“優しい国”である前に、自国民の安全と生活を最優先に守る国であるべきです。
2、ミュージシャンやアーティストって、何でこんなに不法移民に対して寛容なんだろう。不法なんだから、厳しくて当然のようにも思うけど。自分が富裕層なので、移民問題などで直接的な影響を受けないからかな。不法な移民のために、仕事を奪われたり、犯罪に巻き込まれたりしている人も多くいることを、少しは考えて欲しいな。
3、不法移民がいなくなれば、そもそもICEもいらなくなるのではないか。一部の例だけとって批判するのもいいけど、麻薬流入や治安悪化からどうやって国を守るのか、ゾンビタウンのようになってるアメリカの街をどう救済するのか。そういうのも一緒に言わないと、ただの綺麗事や感情論だけでは被害者は救われないよ。
4、特に米国のアーティストって自由であることを美徳としているからか、多様性とかこの手の問題に対して寛容なスタンスを表明したがりますね。現実問題多くの問題がはらんでいても、それに対して何か責任を負うわけじゃないから表明するのも自由なんだろうな。でも、一定影響力を持つ人たちこそ、自身の表現に対して責任を負うべきだと思うけどね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/23f55b786f6867dfa1c6c02692b791f3977b62ce,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]