12月25日午後10時38分頃、福岡空港発熊本市行きの高速バス「ひのくに号」で、乗客の10代男性がバスのトランクルームに閉じ込められ、約10分間走行される事件が発生しました。男性は荷物を取り出すためにトランク内に入ったところ、乗務員の目視確認不足でドアを閉められました。男性は異変を知らせようと試み、携帯電話で親に連絡を取った後、次の停車地で救出されました。

九州産交バスは謝罪し、安全管理体制の強化を約束しました。

この事件は乗客の生命を危険に晒す重大なミスを浮き彫りにしました。バス運行会社の安全確認体制の欠陥が明らかであり、乗務員の目視確認の不足が根本的原因です。このような事態を防ぐためには、トランクルームの扉を閉める際の必須確認手順を厳守することが不可欠です。加えて、トランクルームの照明と監視システムを導入すれば、乗客が誤って閉じ込められることをより確実に防げます。また、乗務員の教育と訓練をさらに強化し、危険を感じた際の迅速な対処方法を身につけさせるべきです。九州産交バスは、この事件を教訓に、乗客の安全をより重視し、安心して利用できる公共交通機関として再生することが求められます。安全の軽視は容認できず、確固たる改善策を講じ、乗客に対する信頼を取り戻すべきです。

ネットからのコメント

1、羽田空港から新横浜へのリムジンバスに乗った際、トランクルームに荷物を入れた。降車時はドライバーさんが荷物を出してくれるのかと思っていたが、出しては貰えず、お客さんがそれぞれ自分でトランクルームから荷物を出す方式でした。私の荷物は乗り込まないと取れない奥の方にあって、自分で乗り込むのは怖くて迎えに来ていた父に乗り込んで取ってもらいました。その時に、なるほどたまにニュースになるような閉じ込めはこういう状況で起こり得るのかと思いました。乗り込んで自分で荷物を取ろうとしたお客さんが悪いとは限らないと思います。

2、バス会社によって、トランクルームのお荷物の出し入れは、運転士がやる会社とお客様がご自身でやる会社があるので、こういった事は、いくら気を付けていても偶然と偶然が重なり合うと起きる事案だと思います。必要最低限の対策として各床下のトランクルームに人が閉じ込められた際に運転席に知らせられる、緊急通報ボタンの設置を義務化するべきですね。お互いに運転士もお客様も人間なので急いでいたりすると注意力が散漫になり確認などの見逃しもアルノで。

3、携帯持ってたから外部に連絡できたけど 荷物に入れっぱなしとかで使えなかったらと思うと ゾッとする 先日のサウナの事故のように 閉じ込められて助けを呼べない事態は避けてもらいたい

4、お客さんのスーツケースの取り間違いとか壊したどうこうのトラブルになるというのがあるらしく、自分で自分の荷物をとるというのがあるようです。この人もSNSにあげてる余裕はあるのだから、そこはあげないで、本社にクレームにしてほしい。閉じ込めたのは確かによくないが、こういうふうにSNSに晒されるからなおさらにただでさえ運転手不足なのになりてがいなくなります。