ナイツの塙宣之がラジオ番組で「M-1グランプリ」優勝者の恒例仕事に異議を唱えた。彼は優勝者が大会終了後に情報番組でその優勝ネタを披露することに対し、「芸人へのリスペクトが欠如している」と批判。また、大会後の打ち上げを自由参加にし、漫才ではなくトークに集中させてほしいと訴えた。彼は、疲れた優勝者を翌日に漫才に駆り出すことは「かわいそうだ」と指摘し、状況改善のための提案を笑いを交えつつ行った。

この問題は、芸人に対するリスペクト不足という重大な課題を浮き彫りにしている。塙氏が指摘するように、M-1優勝者が翌日に情報番組で漫才を強制される現状は、優勝の喜びから一転、疲れた体でネタを披露しなければならない理不尽さがある。この制度は、芸人が本来持つべきリスペクトを欠いていることを示しており、業界全体がその尊重に欠けていることを露呈している。解決策として、まずは優勝者への出演を打診する際、トーク中心の企画に変更すること、また優勝者が希望する休養期間を尊重することが重要である。さらに、業界全体で芸人への敬意を再確認し、制度を改善するための協議を開始すべきだ。これらの措置を講じることで、芸人の価値が真に認識され、より豊かな文化が育まれることだろう。笑いの文化にリスペクトを払う姿勢が求められる。
ネットからのコメント
1、漫才ネタも一つの芸術だと思えば、昨日の晩にリアルタイムに見れなかったから朝の情報番組で同じネタをというのが、ネタを安っぽく見られて失礼だと感じる感覚はわかる気がするそんなに観たかったらリアルタイムで観てくれよって思ってしまうね完成度や鮮度や場の空気感が大事なのだから、その後に優勝した時と同じネタやってくださいと言われても同じクオリティが保てるとは思えないし、普通にトークだけでも良いでしょ
2、「日本一の漫才師になったばかりの人間を、なぜもっと大切に扱わないのか」という、業界全体のシステムに対する非常に建設的な苦言だと感じた。冗談めかして「代わりに俺たちがやる」と言っているが、その裏には現場を知る審査員として、同じ漫才師として、「最高のネタは最高のコンディションでやらせてあげるべきだ」という強い危機感があるのだと思う。
3、それはすごくわかる。前の晩に、緊張感のある状況で芸人さんたちがベストをぶつけて披露したネタをその場の雰囲気も含めて楽しんだあとに、朝一で場違いなところに呼ばれて疲れ切った芸人さんがネタを披露させられてるのを見るとリスペクトもないし、ネタがじゃなくてその状況がまったく面白くなくて笑えない。
あれはあの瞬間に楽しむからいいんであって、百歩譲って呼ぶのはいいけどそのネタを披露させるのはやめてほしいね。自分はそれが始まると見ないようにしている。前夜の興奮が醒めるから。
4、凄くわかる!芸人さんが疲れた状態でそれでも頑張ってネタやってるのに、M-1でやったのと同じネタなのもあってウケない上に、無理やりの拍手と面白いっていうコメント。誰が得するんだってホントに思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6988d968550683f3845d2d4c59c489e8847a87cd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]