静岡県三島市の横浜ゴム三島工場で10月26日、一人の元従業員によって15人が負傷する事件が発生しました。犯人の小山雅貴容疑者（38）は、職場でのいじめを理由に、この無差別刺傷事件を起こしたと供述しています。小山容疑者はサバイバルナイフやガスマスクを所持し、噴霧器で液体をまくなどして工場の複数の場所で騒動を起こしました。負傷者は20～50代の男性15人で、8人は刃物で切り付けられ、5人は重傷の可能性があるものの、意識はあるとされています。

容疑者は工場関係者に取り押さえられた後、警察によって現行犯逮捕されました。

この事件は痛ましいものであり、多くの犠牲者が出ましたが、背景には職場環境の問題が潜んでいる可能性があります。職場でのいじめという動機が示されたことから、企業における労働環境の安全管理の欠如が浮き彫りになっています。まず、被害者を悼むとともに、企業は職場のコミュニケーションを見直し、いじめの兆候を早期に発見し対応するシステムを構築する必要があります。さらに、従業員のメンタルヘルスに対するケアを強化することが求められます。こうした対策が実行されない限り、安全な労働環境の形成は困難です。職場に潜むこのような問題を放置することは、労働者の安全と安心を脅かすことであり、決して許されるべきではありません。

ネットからのコメント

1、これは自分の事ですが、一人だけ違うことやらされ、同じ部署なのに周知するべき注意や伝達事項も知らされず、ミスもあえて黙認してたがとある時呼び出されそう言われた。注意するべきことを周知するのは会社の責任だと言い返しましたが、こういう小さなことも塵積もって恨みへと昇華すると思う。だからといって誰かを傷つけようとは思いませんが仕事を変えたい思いは募っています。

2、工場で働いたことあります。私は事務だったけど、どの部署も閉鎖的で昔からの悪しき習慣や伝統をいつまでも継承してて陰湿な感じでした。今、身内にも工場勤務の者がいますがやっぱり同じようなことを言ってる。工場すべてがそうとは言わないけど、なかなか新しい風潮を取り入れるのが難しい気がします。

3、職場に相談できる人や味方が一人でもいたら、こんな事にはならなかったと思う追い詰められ、辞めるしかない程切羽詰まれば、誰もが起こしうる事件かも知れない普通はこうなる前に転職を考える。普通は刺されるほど追い詰めない。普通じゃない感覚の人々が巻き起こした殺傷事件にも感じる。

4、小中学校の頃はイジメがあったけど、私の知る範囲では高校大学は無かった。それなので就職したらイジメが結構あってビックリ。分別のある大人の年齢なのに何故イジメする。結構前の神戸の小学校で、教師間のイジメで激辛カレー食べさせるのを思い出したけど、そういうのを放置したら組織としては損だよね。勤務時間に余計なことをして人間関係悪くするだけ。放置されるケースが多いと思うので、理由が分からん。なお上の分は事件とは全く関係のない、私の思う一般的な話です。