2025年12月、新潟県などの農家8人が鈴木憲和農相と面会し、茨城県で開催された国内最大規模の品評会「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で最高賞を受賞した品種「ゆうだい21」を紹介した。この品種は宇都宮大学の前田忠信名誉教授が1990年に発見し、2010年に品種登録されたもので、暑さに強く甘みや粘りを持つ特徴がある。全国の生産者に支持され、生産規模は近年急拡大。中山間地農家との親和性が高く、コシヒカリを超える評価を得ている。全農栃木県本部は商品化に踏み切り、販路の拡大が進む中で市場に大きな変革をもたらしつつある。

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現在の日本の品種開発や流通の仕組みにはいくつかの課題があります。まず、コシヒカリの一極集中体制が市場の自由度を狭め、農家や消費者の選択肢を限定してしまっている事実に注目すべきです。
次に、「ゆうだい21」のような大学主導の革新的品種が、県やJAのバックアップを受けられず、地道な努力に頼らざるを得ない現状は制度的な欠陥を示しています。また、効率性優先の栽培環境が日本の農業の多様性を阻害し、地方農家の可能性を制限しています。
解決策として、まず、政府やJAによる奨励品種の選定基準に革新性や将来性を考慮することが必要です。また、独立した大学発の品種に対して公平な市場参入の枠組みを設け、流通網を広げる努力をすべきです。さらに、中山間地農家の役割を評価し、効率性に偏らず、地域の特色を活かした農業を推奨する政策改革も不可欠です。
「ゆうだい21」の成功は、既存の体制が必ずしも「未来の農業」に対応していないことを示しています。本来、多様性が力となるべきはずの農業分野で、このような新しい挑戦を阻む現状は非合理的であり、即刻の改革が必要とされます。この品種が示した可能性の明るさは、現制度の問題点と対照的です。それこそが農業の未来を左右する挑戦の鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、ゆうだい21が米の品評会で高評価を受けているのは興味深い。
長年コシヒカリが主流だった中で、新しい品種が注目されるのは前向きな動きだと思う。ただ、品評会の評価と市場での評価は別で、味だけでなく収量や栽培のしやすさ、価格、安定供給などが今後の課題になるだろう。コシヒカリ一強の流れが変わるのか、ゆうだい21が本当に定着するのか注目したい。
2、美味しい米が次々と品種改良で生まれ、市場評価も高いのに、作る量を減らす前提の政策が続くのは違和感しかない。需要が落ちたから減らすのではなく、高付加価値米で需要を掘り起こすのが本来の戦略では。ゆうだい21のようにコシヒカリ超えと評価される品種が出てきている今こそ、減らすより「どう増やして売るか」を考える局面だと思う。飼料米 酒米も同様対策を取らないと、海外米を使わざる得なくなるのは寂しい限りだ。
3、品種改良によって美味しい米が次々と誕生し、市場からの評価も高まっているにもかかわらず、生産量を減らすことを前提とした政策が続いていることには強い違和感があります。需要が落ちたから減産するのではなく、高付加価値の米で新たな需要を創出するのが本来あるべき戦略ではないでしょうか。
ゆうだい21のように、コシヒカリを超えると評価される品種が登場している今こそ、「減らす」発想ではなく、「どう増やし、どう売るか」を考えるべき段階だと思います。これは飼料米や酒米についても同じで、適切な対策を取らなければ、いずれ海外産米に頼らざるを得なくなる状況になりかねず、それは非常に残念なことです。
4、たまたま試験ほ場で見つけたって前田名誉教授素晴らしいですね。コシより暑さに強いということなので、これからの気象の変化にも対応出来そうですね。本当に日本人ってより良いものを作ろうとする努力を怠りませんよね。美味しいお米が食べられることに感謝。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1d88cedd0adb67e3462cc1bc7bfe0d06d61f54ab,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]