大学入学共通テストの2日目、理科の地学で「タイムマシン」で過去や未来を訪れる設定の問題が出題された。SNS上では「最高」や「調子狂った」といった反応が見られた。問題は、地球・宇宙の過去や未来を仮定して5問を出題し、未来から平安時代を訪れた「Pさん」が陰陽寮の天文博士と超新星爆発について会話する内容だった。また、別の問題では、太陽系の外に移住した未来の惑星での観察を受験生に求める内容も含まれた。超新星爆発に関する問題は藤原定家の『明月記』に言及しており、この日記は2000年に国宝に指定され、日本天文学会が「日本天文遺産」にも認定している。

受験生が感じた「調子が狂った」感覚は、設定が斬新すぎたためかもしれません。問題の構成が未来と過去を行き来する想像力を要求するものであったことが、受験生に奇異な感覚を与えたのは理解に難くありません。
受験準備の過程で、通常の学習内容と異なるテーマに触れることで、目標に向けた取り組みが一時的に揺さぶられることはあります。ただ、この経験は視点を広げ、未来への適応力を養う貴重な機会とも言えるでしょう。タイムマシンという発想を受け入れ、不確定性を楽しむ心持ちを育てることが、豊かな未来を期待するきっかけになります。この経験を前向きなきっかけと捉え、普段の学習に活かしていくことが次へのステップとなるでしょう。
ネットからのコメント
1、共通テストの方向性は、正解を早く出す人よりも、未知の状況を理解し自分の頭で考え直せる人を選ぼうとしていると感じる。その意味で、今回の出題に違和感を覚えるか、面白いと感じるか自体が、その人の学びの質を映す鏡になっているのではと思う。戸惑いの声が出るのも自然なことと思いつつ、これからの学び方や、知識をどう知恵に変えるかを問い直す良いヒントだと感じる。
2、問題の趣旨はタイムマシンを絡めた、タイムマシンに関する話ではなく、普通に地学の問題です。単純に考えれば、普通の問題になるのですがタイムマシンのワードが出てくると難しく感じてしまうということです。
共通テストあるあるですが、簡単な問題をわざと難しく感じる文章にしているという問題です。共通テスト全般に言えますが、いかにして問題を単純に考えるかという思考が必要で、大人でもそういった思考は大変です。それが共通テスト全般で求められているので、本当に大変だなと思います。
3、私が中学生のときに、ある私立大学がコミックを使った出題をしたことがあり、そのときに学校の教師が吐き捨てるようになじっていたのをおぼえている。共通試験で使われるようになった今、その教師が生きていたらなんといったろう。受験生の皆さんの中には想定外のことが出てきてめんくらった人もいるだろう。でも大人になったらめんくらうことはいくらでもあるわけだし、共通試験の段階から、変化変化球に柔軟に対応できる人を選別しようとしているのかな、と思った。
4、要するに、そういう仮定条件がある場合はどのようになるだろうかを考えさせたい問題だったと思います。まぁ、タイムマシンを出さなくても問題は成立すると思いますが、無機質に訊くより、実際の会話の中で考える空気を出したかったんでしょう。
世の中の問題も、いきなり問題があるわけではなく、こういった条件をお互いに詰めながら考える方が多いので、今回はタイムマシンという空想的状況でしたが、こういった背景描写のある問題は社会に出てから味わう問題として今から慣れておけというメッセージと前向きに捉えましょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8ba1dbc19044eafd0433df401aeee9a4917ea644,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]