2026年7月24日、LINEヤフーが、広告表示に関連するユーザー記録を誤って削除していたと公表した。削除期間は2022年12月~2026年6月の約3年半で、LINEユーザーを特定する内部識別子などが対象。個人情報保護法で保存義務のある記録だったが、対象人数や規模は不明。情報漏洩は確認されていないものの、広告利用データの開示請求に影響する可能性がある。

約3年半にわたり、広告利用に関するユーザー記録を誤削除していた問題は、単なる操作ミスでは済まされない。個人情報保護法で保存が求められる記録を管理できず、対象人数すら把握できない状態は、巨大IT企業として重大な管理責任の欠如である。問題の本質は、便利な広告サービスの裏側で利用者の権利を支えるデータ管理体制が不十分だったことにある。再発防止には、①重要データの削除前確認と承認制度の徹底、②第三者による定期監査、③影響範囲を即時把握できる記録管理体制の構築が必要だ。
企業が利益や効率を優先し、利用者の信頼を後回しにするなら、デジタル社会の基盤は崩れる。守るべきは広告収益ではなく、利用者から預かった権利である。大企業ほど「小さなミス」と片付ける姿勢が許されない。信頼は積み重ねに時間がかかる一方、失えば一瞬で失われる。透明な説明と責任ある対応こそ、技術企業に求められる最低限の姿勢である。
ネットからのコメント
1、知られてはまずいデータがあったので、間違って消したことにした、と考えるべきです。企業や政治家が言うことを鵜呑みにしないのが、思考力を養う第一歩ですよ。
2、LINEヤフーが約3年半にわたり、個人情報保護法で保存が義務付けられている記録を誤って削除していたことは、情報漏洩が確認されていないからといって軽視できる問題ではない。利用者には、自身の個人データがどの企業の広告表示に利用されたのかを知る権利があるが、その記録が失われていれば、開示請求を行っても十分な説明を受けられない可能性がある。さらに、対象となる利用者数や影響範囲すら把握できていないという事実は、データ管理体制に重大な課題があったことを示している。
国内最大級のプラットフォームを運営する企業として、法令順守はもちろん、責任は極めて重いと言える。なぜこのような事態が長期間見過ごされたのかを明らかにし、再発防止策を徹底するとともに、利用者に対して丁寧な説明責任を果たすことが求められる。それこそが、失われた信頼を取り戻すための第一歩になると思います。
3、不正が露見するのを防ぐために確信的に削除したのを誤削除としたのだろう。親会社にさえも隠し事をするような会社,何をしているか分からないので,LINEは使わないのが一番。自分は一切使っていない。
4、個人情報の管理が甘いのは以前からですね。韓国の親会社ということもあり日本の官庁の指導ものらりくらり。なかなか手ごわいですが、万が一を想定して利用する、機密情報の発信には利用しないなどできる範囲で対応するのが良いと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b756f1cb07a7d2417c243a5895c829c1dbc66e15,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]