2016年7月26日、神奈川県相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件から10年が経過した。現在は入所者一人ひとりの意思を尊重する支援体制が進み、18人の職員が情報共有しながら寄り添う支援を続けている。

19人の命が奪われ、26人が重軽傷を負った津久井やまゆり園事件から10年。問題は過去の凶行だけではない。障害のある人を社会から切り離す偏見や、支援現場に過度な負担を背負わせる仕組みが残れば、同じ悲劇を防ぐことはできない。必要なのは、①強度行動障害への専門支援を全国で充実させること、②職員の待遇改善と十分な人員配置で孤立を防ぐこと、③障害への理解を学校や地域で継続的に育てることだ。さらに、現場の声を政策に反映し、支援する側とされる側の双方が尊重される制度を作らなければならない。
命の価値を効率や都合で測る社会は、誰も安心して生きられない。弱い立場の人を守れる社会こそ、本当に強い社会である。犯罪を生んだ思想を断罪するだけで終わらせず、二度と人間の尊厳が軽視されない環境を築くことが、社会全体に課された責任である。
ネットからのコメント
1、理想論だけでは支援現場は回りません。強度行動障害のある方への支援は、24時間体制で緊張感が続くこともあり、職員の心身への負担は非常に大きいのが現実です。今回の記事でも、担当を固定せず、複数の職員で支援を共有したり、アンガーマネジメント研修を取り入れたりと、職員を支える仕組みが紹介されています。利用者の尊厳を守ることと、支える側が疲弊しない環境を整えることは、どちらか一方では成り立ちません。現場の厳しさを理解した上で議論することが大切だと感じます。
2、知的障害がある子の母てす。この事件の頃、支援級の1年生だった息子。夏休み明けの徒歩迎え時に、「◯◯くん産んで幸せ?」と同じ1年生の普通級の女子に聞かれました…きっと夏休み中に事件のことばかりをテレビで観ていたんだろうなと思いました。
この事件をキッカケに優生思想が増えたのは少なからずあるでしょうね。私自身もそうです。進学から就労、その先も続く家庭内での支援に私だけで(夫は恐らくアスペルガー)対応しなければならないのが、常にしんどいです。アスペルガーと結婚しなければ、子を望まなければと後悔ですから。
3、意志疎通が難しく時に職員に暴言を吐き暴力をふるい、多額の医療費、税金(補助金)、時間、労力、人員を費やし、それで良くなる事も絶対にない。社会にとって不利益でしかない。いったい何の為に生かされているのだろう。テレビじゃ報じないだろうが、ある被害者遺族は「殺された事自体は悲しむべき事だが、亡くなってホッとしている気持ちもある」と手記にされていた。
4、この事件があって考えさせられるものがありました。被害者になったときは1人として報道されますが、加害者になった場合、障害が考慮され無罪やかなりの減刑に。人は法の下に平等なのに障害を理由として罪が軽くなるなら、植松を肯定するわけではないですが、確かに人なのかと。司法がしっかりしてほしいものですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1586b85dfb074f620ddeea9e1cdef23329f36f5c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]