埼玉県川島町は、サクラなどを枯らす特定外来生物クビアカツヤカミキリの駆除を促すため、2025年6月1日から1匹100円の奨励金制度を実施した。県内在住者を対象に成虫を持ち込める仕組みにした結果、7月16日に約200匹が持ち込まれ、約170匹分で目標の7万匹を達成。予算700万円は終了した。駆除は県内22市町に広がり、鴻巣市では約7000匹が確認された。

外来生物による樹木被害が広がる中で、住民の協力を引き出す仕組みで7万匹を駆除できた点は評価できる。しかし、本来は被害が拡大する前に行政が侵入監視や防除体制を整えるべきで、発生後に市民の善意と700万円の予算に頼る対応だけでは根本解決にならない。問題の本質は、外来種管理の継続的な監視体制と自治体間の連携不足にある。今後は、①定期的な生息調査の強化、②被害地域への早期駆除支援、③住民への識別・報告教育の徹底を進める必要がある。
自然環境を守る責任を一部の市民だけに背負わせる社会ではなく、行政が先頭に立って防ぐ社会こそ成熟した社会だ。被害が起きてから慌てる政治より、起きる前に守る仕組みの方が価値がある。
ネットからのコメント
1、今回は予算・期間限定の緊急対策です。7万匹に達した時点で終了しており、継続的に利益が出る仕組みではありません。むしろ、数百個の卵を産むメスを産卵前に駆除できた効果は大きく、700万円で将来の被害を大幅に減らせたなら安い投資だと思います。行政もこうした『早く動いて被害を未然に防ぐ施策』には、もっと積極的に予算を使ってほしいです。
2、県が主体になって小学生の小遣い稼ぎとして定期イベント化してみたらいいと思うんだよなぁ。一匹50円程度なら不正しようにも繁殖費用の方が高くなるだろうし財政的にも優しいでしょ。子供の服が汚れて洗濯が大変だとか言われそうだけど子供の健全な成長の為にもできる限り太陽の下で活動させて欲しいよ。
3、子どものころ(昭和中期)、カミキリムシを捕まえて、その証拠の「頭」を持って農協(今のJA)に持って行ったら、一匹当たり5円貰えました。
田舎の子どもたちの貴重なお小遣い稼ぎになっていました。子どもって,結構このような害虫を見つけるのは得意にしていましたね。まあ、最近の子どもたちは,お金にあまり困っていないから関心を示すかな?
4、人海戦術でこれだけ捕獲されたということは、実数はこの数倍もしくは数十倍発生しているかも知れない。あくまでも偶然見つかったか探して見つけた物だから、メスのフェロモントラップとか、走光性があるなら夜間ライトトラップで誘引するとか、科学的な方法はないものだろうか(おそらくすでに研究されているでしょうけど)。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f3b3e3353e12789e5c3ea30dec549f9d8500fe10,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]