南港に停泊していた大阪行きの長距離フェリー「さんふらわあ むらさき」で、乗客として乗っていた78歳の男性が行方不明になりました。男性は、5日午後6時45分に大分の別府港から出港した後、豊後水道を航行中の午後7時50分頃に個室を出てデッキへ向かう姿が目撃されて以来、行方が不明です。個室には荷物がそのまま残されており、遺書は見つかっていません。海上保安本部は捜索を続けていますが、日没を迎えた6日には発見に至らず、翌日も巡視船や航空機を使用して捜索を継続する予定です。男性は最近ホテルを転々としながら暮らしていたとされ、その背景を警察が調査中です。

この事件は、多くの疑問を投げかけつつ、海上保安や公共の安全に関する制度的な脆弱性を浮き彫りにしています。まず、乗客がデッキを歩いていたことが確認されているにもかかわらず、その後の動向を把握できていない点が異常です。
この状況は、フェリー内での監視体制や安全確認が不十分であることを示唆しています。改善のためには、フェリー業界全体で監視カメラの設置とモニタリング体制を強化し、下船時の乗客の数を確実に確認する制度の導入が必要です。また、高齢者をはじめとする乗客に対しては、スタッフからの定期的な安全確認を行うことも有効です。軽視されがちな安全確認とモニタリングは、危機が発生した際の迅速な対応を可能にするための重要な要素であることを認識するべきです。これにより、フェリー業界全体で乗客の安全を確保する文化が生まれ、大切な命を守る基盤が築かれるでしょう。
ネットからのコメント
1、先日北海道行きのさんふらわあに乗りましたが、夜の真っ暗な水面を見た時、恐怖と共に吸い込まれていく感覚に襲われたのを覚えています。無事を祈っています。
2、幾度となくフェリーに乗っているが、最近は下船時に乗船券の半券回収なんてやっていない。途中で落ちたら誰も分かんないじゃないかと思った事もありました。荷物が残っていれば分かるけど、何も残っていないと落水しても分からないのが現実です。
3、瀬戸内海航路は三社全て乗ってるけれども誤って落ちるような手すりとは思えないけれども。出港直後はデッキにも人が多くいるけれど、午後8時だとほとんどいないだろうね。温かい時期はいいけど、この時期デッキにいたら寒いもの。
4、乗ったことがあれば分かるけど、揺れでよろめいて海に転落はまず無いです。高いフェンスを意図的に超えていかないと。78歳でどうやってフェンスを越えたのか分かりませんが、ホテル暮らしを転々とされていて、もしご家族も居なかったのだとしたら、最期に選んだ場所がそこだったのかもしれません。どういう人生を歩んで、最後はどういう気持ちで乗船されたのかと思うと心が痛みます。あくまでも推測なので元気で見つかって欲しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d3f5ae762104781074d8e47846bc467129338784,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]