ガソリン税暫定税率の廃止に向けて、与党である自民党、日本維新の会、公明党の税制調査会長らが協議を行い、廃止の時期を現場の負担を考慮して決定する方針を確認しました。一部代替財源として法人税の租税特別措置の見直しが検討されていますが、具体的な合意には至らず、引き続き議論を進める予定です。また、ガソリンスタンドなど事業者に混乱を与えない対応が求められ、業界団体へのヒアリングが行われます。
現場の意見を重視しながら税制改正を進める姿勢が示されていますが、速やかな実行には課題が残っている状況です。

ガソリン税暫定税率廃止を巡る議論の進行は、慎重な姿勢が求められる反面、制度的な正当性に疑問を感じざるを得ません。この税率はもともと暫定措置として導入されたものであり、期限を超えて長期間維持されてきた背景には行政側の財政運営の都合があると言えます。一方で、現場の負担を第一に検討する姿勢は評価されるべきですが、ガソリン価格の高騰が国民生活に与える影響を早急に軽減するための具体策が欠如していることが問題です。
まず、短期的な解決策として税の廃止を段階的に進める具体的なロードマップを明示し、ガソリン業界及び消費者両方への影響を計画的に低減する必要があります。また、財源問題に関しては、法人税の優遇措置の見直しだけでなく、新たな環境税や資源税の導入を検討し、持続可能な財政基盤を確立するべきです。
さらに、こうした議論に国民の直接的関与を促す透明性が必要不可欠です。
ガソリン税の暫定税率の「暫定」が長期化してきた現状に疑問を投げかけるとともに、これを棚上げにすることで政治が時期を曖昧にする姿勢に真正面から向き合うべきです。国民生活の質を犠牲にして制度を維持するのではなく、税制の早急な是正を通じて信頼できる社会を再構築する必要があります。
ネットからのコメント
1、給付や増税、高校無償化などに関しては現場の負担や混乱はないのでしょうか?矛盾してますよねガソリン価格は日によって変わっているのだから負担や混乱があるとは思えない国民の生活の負担を減らす為にも早く行うべきだと思う
2、毎週のように現場は価格を変えながら営業しているのをご存じないのでしょうか。曜日によって割引とかやってるのをご存じないのでしょうか。支払い方法によっても1店舗で3種類とか4種類の単価で扱っているのをご存じないのでしょうか。理由が稚拙で酷すぎる。
3、石破政権がいかに減税などの約束を反故にする気だったのかと言うことです。1年もかかってまだこの段階の議論とは。
野党も本気で通す気なら8月に法案提出して採決に持ち込んでればもう下がってましたけどね。政治家のヤルヤル詐欺は見苦しいね。
4、ガソリンの出荷価格なんてコロコロ変わってるんだからいつ出荷分から廃止だけ決めればスタンドの方が勝手に調整するだろ一時的にガソリンの在庫細くなる可能性はあるけど
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/03d782477f3df71bcd33422b0ab5baedc2824bff,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]