2026年7月3日、夏季の青春18きっぷ販売が始まった。3日間用は1万円、5日間用は1万2050円。利用期間は7月18日〜9月8日。販売枚数は2015〜18年度の約70万枚、2023年度62万枚から、2024年度42万枚、2025年度24万枚へ急減。2024年冬から「任意の5日間」や複数人利用が廃止され、連続利用制に変わったことが主因とみられる。

これは単なる切符の売れ行き不振ではなく、利用者が大切にしてきた価値を企業側が読み違えた結果だ。青春18きっぷの魅力は安さだけでなく、任意の日に使え、友人や家族と分け合え、予定を柔軟に組める自由さにあった。そこを削って「自動改札対応」を前面に出すのは、便利化ではなく本質の取り違えである。問題の根は、省力化を優先し、将来の鉄道ファンや若年層を育てる視点を軽視した経営判断にある。
改善するなら、まず任意利用と複数人利用を復活させるべきだ。次に、電子チケットで回数管理を行い、改札対応と自由度を両立させる。さらに、学生・若者向け割引や地域周遊版を用意し、地方鉄道への誘導も強めるべきだ。客の不便を増やして「利用者が減った」と言うのは順序が逆だ。鉄道文化を育てる会社か、切符を売れない形にして廃止の口実を作る会社か。答えは販売枚数がもう示している。
ネットからのコメント
1、毎年買って、古戦場巡りやってたんだけどねぇ。値上げなら、それはそれで理解できたけど。でもさ、やっぱ連続3日とか5日とか休めないし。家族とか仲間でつかってたのが、1人1枚とかではなぁ。そうなると自分で車運転した方が、速いし楽だし。ローカル線でゆっくり揺られながらうたた寝したり、炎天下の待ち時間にその街をウロウロしたりも楽しかった。今のシステムでは、買う事は無いかな。使い途が思いつかないもの。
2、自動改札機の対応ならば、きっぷを昔のように5枚に分けるという手もあったはず。結局、それをせずに連続使用を条件にした時点で、廃止の方向に持っていきたかったのだと思う。
そしてJR各社で似たような乗り放題のきっぷもあるので各社で乗客の囲い込みをしたいのだと思う。
3、「JRグループが認識していたニーズとの乖離があった」ものでは無く、青春18きっぷのシェアを減らすという計画通りの結果が出ているだけと考えます。特に東京~大阪間の移動に青春18きっぷを使っていた客層は「この条件なら素直に新幹線を使う」という人もいるはずで、その通りの動きになっていればJRグループにとってはこれ以上に無い成功を納めていると見ることもできます。逆に「夜行バス等の別の手段に流れた」という結果であれば、そもそも赤字であった列車を完全に無くすことも視野に入れ始めるのでは。
4、連続使用の制限だけ撤廃してもらえれば、個人的にはまだまだ利用したいのですが、JR的にはそろそろ廃止したいんですかね。廃線になった区間や 3セクも増えて、今までほど使いやすくはなくなってきましたが、まだまだ魅力的な切符だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/22d4c78dec6f28cdb9c6e5ba2ef67c6158fd6143,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]