2026年上半期(1〜6月)、木造建築工事業のハウスメーカー倒産は118件に達し、前年同期比87.3%増と約9割増えた。上半期で100件超は2013年以来13年ぶり。原因は販売不振85件、赤字累積20件が中心。3月には愛知のタイコウハウスが負債34億円、1月には岩手のハウスM21が負債11億円で破産し、7月16日にはアエラホームが民事再生を申請した。

住宅は人生最大級の買い物なのに、業者の経営悪化が表面化した瞬間、施主の資金と暮らしが危険にさらされる構造はあまりに脆い。倒産118件、約9割増という数字は、単なる景気の波ではなく、資材高、人手不足、金利上昇を価格転嫁と資金繰りだけでしのいできた業界の限界を示している。問題の本質は、低収益を放置した経営、先払いに依存する契約慣行、そして消費者保護の仕組みが倒産リスクに追いついていないことだ。
必要なのは、第一に工事進捗に応じた分別管理・エスクロー制度の徹底。第二に、一定規模以上の住宅会社へ財務情報と完成保証加入の開示義務を課すこと。第三に、赤字継続企業への早期再生支援と監督を強めること。家を建てる人の夢を、企業延命の資金繰りに使わせてはいけない。守るべきは会社の看板ではなく、生活を賭けた施主の未来だ。

ネットからのコメント
1、自宅の施行をしたハウスメーカーは完成2年後に倒産。会社更生法も適用されず解散になりました。近所には未完成の住宅が1棟あり、長い間ブルーシートで覆われていたのを思い出しました。一部をローンで大部分は現金で分割したのですが、担当者が頭を下げて支払いの前倒しを頼みに来たのも印象的でした。こんな感じが普通なのかな?と思っていましたが、新築にせよ改装にせよ「前払い」の危険性は感じます。
2、自分は20代の前半の大工です。新築は減少傾向でリノベーションが主流になりつつあります。人手不足なのはなんとなく納得できます。 全く待遇が良くないので。少しは変わることを信じて毎日頑張ってます。皆さんも大変だと思いますが頑張りましょう️
3、経営してるハウスメーカー側も経営環境が厳しいのはわかるけど、数千万とか億単位で一生に一度って買い物の人が多い商品がこれだけ不安定で保護とか補償のシステムが少ない状況で泣き寝入りの人達が多い状況はほんまにどうにかせなあかんと思うよな。安価に販売数伸ばしたハウスメーカーが杜撰な施工して裁判沙汰だらけとか今回みたいに倒産して施工されないとか途中で止まるとかなったら、人生返済と次の住環境の費用の2重苦だけ残るわけで。
4、4年前に建売を買ったけど、その時はウッドショックとか色々な要因で値段がだいぶ上がり始めてた。こんな高い値段で買うのは悔しいと思いつつ、賃貸から出なければならないのでその時しかなかったけど、それを買ったあとこの4年で更に価格は跳ね上がるし、あのときが買えるラストチャンスだったんだ‥と感じてます
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/130bca2fa93ca6ddfb648b45e6222061d661564c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]