17日、富士山の富士宮登山道で、福島県いわき市の99歳女性が登山中に動けなくなり、県警山岳遭難救助隊に救助された。女性は数日間山に入り、16日に転倒して腰と臀部を負傷。17日午前7時過ぎ、同行者が元祖7号目付近で救助要請を通報した。けが人は救助され、命に別状はない。

99歳の挑戦そのものを否定する必要はない。しかし、高齢者の登山事故が起きるたびに「本人の体力次第」で片付ける風潮には問題がある。山は年齢や経験だけで安全を保証できる場所ではなく、判断の遅れが本人だけでなく救助隊の危険や社会的負担につながる現実を直視すべきだ。
本質的な課題は、挑戦する自由と安全管理を両立させる仕組みの不足にある。登山前の体力確認制度、年齢や経験に応じた登山計画の事前相談、危険区域での見守りや情報提供の強化など、具体的な対策が必要だ。
「挑戦を尊重する社会」と「無謀を美化する社会」は別物である。命を守る仕組みを整えてこそ、本当の意味で挑戦できる環境になる。勇気とは限界を無視することではなく、現実を見て安全な選択をする力だ。
ネットからのコメント
1、富士山は気軽な観光地ではなく、命に関わる山です。99歳で登頂に挑戦し、動けなくなって救助要請となれば、「無理だったのでは」と言われても仕方ありません。救助には警察や救助隊、多くの税金が使われます。その間にも本当に緊急性の高い事故が起きるかもしれません。挑戦する自由はありますが、その前に自分の体力や年齢を考えた判断も必要です。無理な登山で周りに大きな負担をかけるようなケースは、もっと厳しく考えられてもいいと思います。登山は自己責任という意識を、今まで以上に持つべきではないでしょうか。
2、いくつになっても挑戦する権利は誰にでもあるけど、流石にこれはどうなのか?数日かけても元祖七合目付近までではとても登頂など無理な話で、撤退と云う判断が出来ない時点で登山者として失格だろう。
厳しい事を言うようだが、同行者も何かあったら担ぎ上げてでも下山させる位の気概が無ければ、むしろ登山を中止する様説得すべきだったのではないか?
3、高齢者の方が自身の責任で登るのを止められないが何かあった時に対応出来る方が一緒に登られる事が必須条件だと思います。外国人登山者は観光気分で低温下の登坂をしようとして毎度毎度、救助要請をしています。今回の高齢女性の方も外国人登山者においても現実的な考えが不足しており、その結果遭難が起きています。今一度、登る前に、計画する前に是非とも御自身のレベルとスタンスを見直して下さい。そして登山は協力者を帯同する事が基本です。一緒に登る人が怪我をした人のフォローも出来ないのであれば一般の方は最低限の基礎体力をつけましょう。出来ないと山ではお荷物にしかなりません事を忘れて欲しくないですね。
4、その御年で富士登山をチャレンジすることを褒める前に、隣接する関東が大気不安定の日に(天気予報であれほど大きく報道されてるのに)富士登山を決行すること自体が間違い。
下山するか山小屋に待機すべき日。落雷のリスクがどれだけあるのか考えろと言いたい。救助隊の遭難リスクだって高い日だぞ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/eb40bd6320b75c48ea20f8bf66a38d716cbb8050,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]