米テキサス州ウェーコの連邦地裁で16日、半導体メーカーのキオクシアホールディングスに対する特許侵害訴訟の陪審評決が出され、キオクシアに2億2900万ドル(約2億ドル超)の支払いが命じられた。原告の米衛星通信会社ビアサットは、キオクシアのフラッシュメモリー製品が、自社の消費電力低減や信頼性向上に関する特許技術を侵害したと主張。キオクシアは主張を否定し、特許の無効を訴えていた。今後、キオクシアは異議申し立てや控訴など法的対応を進める方針を示している。

技術革新を支える半導体業界で、特許を巡る巨額訴訟が相次ぐ状況は看過できない。2億2900万ドルという賠償額は企業経営だけでなく、最終的には製品価格や市場競争にも影響を及ぼしかねず、単なる企業間の争いでは済まされない問題だ。特許制度は発明者の権利を守るために必要だが、曖昧な技術範囲を巡る争いが頻発すれば、革新よりも訴訟戦略が優先される危険がある。
必要なのは、①特許審査段階で技術的な重複をより厳格に確認する仕組み、②企業間でのライセンス交渉を促進する透明なルール、③裁判で専門技術を正確に判断できる体制強化である。技術競争とは、本来は優れた製品を生み出すための戦いであり、法廷を利用した資金争奪戦であってはならない。守るべきは一企業の利益だけではなく、公正な競争によって社会全体が恩恵を受ける環境である。
ネットからのコメント
1、アメリカの特許は確認が取れないため、ライバル企業がモノマネで作らずとも、似ていると思われた時点で特許侵害だと訴訟を起こすことが出来るし、よくある事らしい。日本を含めアメリカ外の国はこうやって有りもしない嫌疑が掛けられる。一度徹底抗戦して証拠も提出できず虚偽の訴訟だとして戦って欲しい。
2、キオクシアは株価を眺めているだけだったけど、こんな訴訟案件を抱えていたとはこの記事で初めて知った。判決が出る前に、「日本での時価総額1位」、「一般社員にもストックオプション付与」、「社員が億り人」みたいな記事をだされたら、このフェーズに乗っかっておこうと思っちゃって高値掴みした人がいてもおかしくないかも。
まあ1千万単位でお金を動かせる人だろうけど。怖いね。
3、株価が下がりまくっているタイミングでまた痛いニュースですね。控訴するかどうか検討しているのだろうと思いますが、また新たな売り材料が出てきて高値で株を買った人たちはたまったものではないですね。キオクシアのような会社が意図的に特許侵害をやるとは思えませんが、事実無根なら戦ってほしいですね。
4、またテキサス州かよここで提訴されると日本企業はほぼ確実に高額な賠償金を支払わされる。革新的な技術や利益が生まれると必ず削りにくるやり方への対策はないものか、、
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/29b2b63156d20c49dcf22799b445338ad70c3d5b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]