高市新政権が推進する大阪を念頭に置いた「副首都構想」に対し、愛知県の大村知事が意見を述べました。10月22日の会見で、大村知事は高市政権の発足を祝福する一方で、「副首都構想」について懸念を示しました。特に維新の閣外協力条件であるこの構想に関して、財源移譲案が問題視されています。大村知事は、「同じ日本国民で住む場所によって財源が偏ることは法的には可能でも、実際には問題がある」とのスタンスを表明しました。
この状況には、地域間の公平性という観点からの批判が必要です。まず、大村知事が言及する地域間の財源不均衡は、国の一体性を損ないかねません。これは、日本の政治システムが抱える中央集権的な問題の現れであり、一部の地域に対する優遇措置は他地域の不満を招く可能性があります。これを是正するには、まず全国的な合意形成を重視し、各地域の代表が集まる場での議論が必要です。次に、具体的な財源移譲の基準を透明化し、公正な配分が行われているかの監視体制を強化する必要があります。最後に、地方自治体ごとの経済状況やニーズに基づいた柔軟な政策を考案し、地域間のバランスを図ることが重要です。公平で持続可能な日本の発展のために、国民全体を視野に入れた政策が求められます。
ネットからのコメント
1、大阪を副都心にするかどうかは一旦置いておいて、東京の一極集中を改善することにはとても賛成する。
東京の渋滞とか遠距離通勤 などは 年間数兆円規模の損失になるらしい。これはいろんなデータが指摘しているので 多分確かだろう。それを改善するだけでも、インバウンドに相当するインパクトがある。
2、緊急時のバックアップを目的の一つにするのであれば、比較的周期的の災害ある大阪は決して望ましい立地ではありません。また国家百年の計として考えるのであれば、すでに開発され尽くした都市には開発余地が少なく、それを作り替えることは多大なコストも掛かります。それであれば交通の結節点など比較的動脈が整備されたと地域から、災害の少ない土地を選定していく事の方が将来を考えれば望ましいように考えます。それで大阪ゴリ押ししたら本当に「我田引都」ですからね。国を考えるべき国政政党なのに「地域政党」から抜け出していないと。
3、回りくどい言い回しをしないで愛知も手を挙げたいと言えばいいじゃない。私は首都圏のバックアップとしては大阪も愛知も近すぎるし富士山憤慨や南海トラフ地震の心配があるので札幌や福岡なども選択肢に入れて議論すべきだと思う。
4、愛知県民です。東京のド真ん中で働き続けて、今年の正月にコロナ禍明けで久しぶりに実家に戻って感じたのは、景気がああだこうだとか石破さん酷いなんて話はいっさい無く、子供の頃から変わらない穏やかな空気感が漂ってました。正月明けで東京に戻ると、またイヤな話や噂ばかり。だから大村知事。お願いだから穏やかな我が町のままでいさせてくださいな。のぞみもリニアも停まってくれれば、それで良いじゃないですか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b4822e04d48472b2fe98f86c741cf8552ea4d6da,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]