7月12日に投開票された福岡県田川市長選で、秘書だった女性職員へのセクハラ行為を第三者委員会に認定され、5月31日付で辞職した村上卓哉前市長(55)が再選を目指したものの落選した。村上氏は謝罪の意を示したが、有権者は早期の再出馬に厳しい判断を下した。今回の選挙には村上氏を含む4人が立候補していた。

公職に就く人間には、法令順守だけでなく高い倫理観が求められる。第三者機関が問題行為を認定したにもかかわらず、十分な検証や信頼回復の過程を経ずに再出馬したことへ厳しい判断が示されたのは、民主主義が最低限の自浄作用を働かせた結果と言える。本質的な課題は、ハラスメントを防ぐ仕組みと、責任の取り方が曖昧なまま再挑戦できてしまう環境にある。再発防止には、①外部機関による独立した調査と結果の全面公開、②自治体職員向けの実効性あるハラスメント防止研修と通報者保護の強化、③不祥事発生時の説明責任や再出馬に関する透明なルール整備を進めるべきだ。
謝罪は言葉だけでは信頼を取り戻せない。公職は「やり直したい人」のためではなく、「安心して任せられる人」のためにあるという原点を忘れてはならない。
ネットからのコメント
1、素晴らしいですね。有権者が最終的に判断を下したことこそ、民主主義の本来の姿だと思います。第三者委員会でセクハラ行為が認定され、辞職した後にすぐ再出馬しても、最終的に信任するかどうかを決めるのは市民です。政策だけでなく、人としての信頼や説明責任も含めて評価された結果なのでしょう。選挙は何度でも挑戦できますが、有権者もまた「今回は支持しない」という意思を一票で示すことができます。その判断が尊重されたことは、とても健全なことだと感じます。
2、セクハラは単なる私的問題ではなく、権力を持つ立場が生む非対称性を利用した重大な人権侵害だ。好色な欲求を優先し、相手が拒否しにくい立場にあることを軽視した行為は極めて卑劣で破廉恥だ。認定後すぐに再出馬した判断も反省の姿勢としては不十分と受け止められても仕方がない。有権者が落選という結果で厳しい審判を下したことは、公職に求められる倫理と責任の重さを示したと言えるだろう。
3、こういう首長が最近多くなった気がする。パワハラ疑惑、学歴詐称、ホテル密会など。どういう訳か再選をしてしまった人物もいるが、やっぱり自分は悪いなどと微塵も思っていないのだろうし、一度権力をいうウマミを知ってしまったら、辞められなくなるのだろう。周りが止めないのが間違っているが、少なくとも田川市民の方々は正しい心を持っていることが証明されたのかと思います。
4、市長になって、セクハラ行為を行い、第三者委員会も立ち上げて、そこでもセクハラが認定されていたにもかかわらず、すぐの市長選に立候補して、当選を勝ち取るつもりだったのか…!?あまりにも有権者を甘く見ているように思う。反省する態度ではないことを表しているように思う。負けるのは当然である。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9f7d76c689886bc53d76be9e32e26aa987063976,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]