米中央軍は7月11日夜(日本時間12日午後)、ホルムズ海峡で商船を攻撃したイランへの報復として、戦闘機などを投入し、イラン軍施設約140か所を攻撃したと発表した。標的はミサイル・無人機基地、海軍施設、弾薬貯蔵施設、通信網など。今週実施された3回の攻撃では、計300以上の標的が対象となった。米側は、イランによる商船攻撃能力を低下させることが目的だとしている。

今回の軍事行動は、地域の緊張をさらに高める危険な連鎖だ。商船攻撃への対抗措置という説明があっても、140か所もの軍事施設を攻撃し、300以上の標的を破壊する規模にまで拡大すれば、報復が新たな報復を呼ぶ構図になる。問題の本質は、一方的な武力行使に頼る安全保障政策と、停戦合意や外交調整を機能させる仕組みの弱さにある。軍事力による威圧は短期的な抑止効果を生んでも、長期的な安定にはつながらない。
必要なのは、第一に第三者機関を含めた停戦監視体制の強化、第二に商船航行の安全確保に向けた国際的な協議、第三に偶発的衝突を防ぐ米・イラン間の緊急連絡ルート整備だ。力を示すことだけが外交ではない。武力で相手を屈服させる時代から、危機を管理し被害を防ぐ時代へ進まなければ、最終的に傷つくのは国家ではなく、現地で暮らす人々だ。
ネットからのコメント
1、本音はアメリカもイランも和平合意をしたいが、それを有利に進めるためにチキンレース状態になっている。トランプ大統領は中間選挙があるため、どうしてもガソリン価格を下げたいから、本音は早期に和平合意を締結したい。イランも物価高で経済的に厳しくなってきており、早期に和平合意を締結したい。アメリカもイランも早期に戦争を終わらせたいが、終わることが出来ない。ウクライナも同じだが、戦争は始めるより、終えることが難しいから、戦争は絶対に始めてはならない。原油価格も昇し、世界経済は再び混迷する。
2、軍が公式発表する前に、ヘグセスがSNSでイキった投稿をするという、何とも言えない状況。
暴君の前で首肯することしか知らないヘグセスのような人間が、好き放題に命令を下したり人事介入をしている米軍において、はたして規律が保たれ士気が高まっているのだろうか。イランで暮らす一般国民をも含めて国を消滅させるかのような発言をするトランプやその腰巾着たちを見ていると、人は歴史に学ぶことなど絶対にないのだと思う。
3、「戦争を始めること」と「戦争を終わらせること」は、まったく別の難しさがあると言われます。歴史を振り返っても、短期決戦を想定して始めた戦争が、思い通りに進まず長期化した例は少なくありません。今も、まさにそのような状況ではないでしょうか。就任当時、ロシア・ウクライナ戦争について「自分ならすぐに解決できる」と語っていましたが、現実はそう簡単ではありませんでした。その発言は、あまりにも傲慢で、戦争の複雑さを軽視していたように感じます。
4、アメリカはイランを少しばかり見誤って要る気がします。イランの国柄という事がまるで解かって居ない感じが強い。決して負けを認める事など有り得ないと思う、現在の状況が向こう何年も続くと日本も認識する事が大事かも知れません。
既に仲介国等も無いに等しい感じがします。恐らくは今後の展開次第では原油価格が上がる可能性が高いと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9c14ca1eaa27363690cb4a6350dffa2b09e32454,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]