2026年7月24日、イスラエルのネタニヤフ首相はヨルダン川西岸ナブルスへの部隊派遣を決定した。同日、同地区で銃撃が発生し、ここ数カ月で最多規模の死者が出た。イスラエル軍はガザの65%を占領していると表明し、和平合意で想定された53%を超えた。入植地拡大や周辺地域での実効支配強化が進んでいる。
領土拡大の理念を正当化し、軍事力による既成事実化を進める動きは、地域の安定を根底から揺るがす危険な行為だ。和平を掲げながら、占領地域を広げ、住民の生活と主権を圧迫するなら、それは安全保障ではなく支配の拡大にほかならない。問題の本質は、一国の政治的野心を抑える制度的な歯止めが弱まり、国際的なルールが軽視されていることにある。必要なのは、第一に停戦と監視体制の強化、第二に入植拡大への明確な外交的圧力、第三に民間人保護を最優先する国際的枠組みの再構築だ。力を持つ者が境界線を勝手に変えられる世界は、弱い立場の人々を永遠に犠牲にする。真の安全とは土地を奪うことではなく、共存できる秩序を築くことだ。
ネットからのコメント
1、大イスラエル主義ではパレスチナ、レバノン、エジプト、シリア、ヨルダン、イラクはイスラエルの領土であるという考えのもと侵略戦争が行われます。その手始めがパレスチナであり、ガザの残状やヨルダン川西域への強制入植(イスラエル軍による現地民追い出し)は構想の始まりに過ぎません。長年に渡るレバノンへの攻撃もそうで、レバノンがイスラエルに対抗するために作られた組織がヒズボラ。この組織をイスラエルとアメリカは何故かテロ組織と認定しており、逆に支援をしているのがイランです。アラブの国々が団結しようとするのをアメリカとイスラエルは阻止したい、だから分断工作を施しているわけです。イスラエルは昔から極右寄り政治ですからネタニヤフがいなくなっても方針は変わらないでしょうし、パレスチナの占領が終われば次は他国が戦火に巻き込まれます。世界が団結してこれを止めなければいけないと思います。
2、日本にいるとピンとこない人も多いようですが、ユダヤ人=イスラエル人ではないんです。ユダヤ人だけれどもイスラエルには行ったことが無い、現イスラエル政権も嫌いという人はけっこういます。
パレスチナ支持のユダヤ人もいます。ですからネタニヤフがやっている事でイスラエルに関係無く生活しているユダヤ人を攻撃しないように我々日本人も気をつけなければと思います。プーチンに反対してロシアを出てきたロシア人もいるのですから、国籍や人種だけで個人個人を一括りにはできない難しさがあります。我々日本人も、個人個人によって世代によって社会的階層によって、考え方がまるで異なります。
3、建国からパレスチナ侵攻弾圧の経緯も含めここまでやると、イスラエルの存在そのものに疑問を持つ世界世論が出てもおかしくはない。それはイスラエルにとって厳しいことにしかならないのだが…、ともかく今回ネタニヤフはやりすぎたね。
4、大イスラエル主義。こんなものが認められるなら、中国は大中華主義を主張できるし、ロシアは大ロシア主義を主張できることになる。イランは大ペルシャ主義を主張できますねぇ。トルコだって大トルコ主義を主張できるよ。そうなったら、イスラエルは周辺の全ての大国から攻めこまれますがな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bbdca3db3afa2137f5b5e959237116eb3627d1ee,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]