「放課後等デイサービス(放デイ)」は2012年に制度化された通所型の福祉サービス。主に障害のある子どもたちを支援する施設で、現在国内に約2万4,000カ所以上展開され、利用者数は40万人を超える。しかし近年、この制度が特に支援を必要とする障害の重い子どもたちを排除している実態が問題視されている。背景には最低基準の人員配置規定(利用者10人に対し職員2人)があり、障害の重い子どもでは十分なケアが困難である一方、追加人員のコストをまかなえないため、事業所は経営上、障害の軽い子どもを優先せざるを得ない。この制度の歪みにより、預け先が見つからない「放デイ難民」の増加や、家庭環境維持への影響が深刻化している。

障害の重い子どもたちが「放課後等デイサービス(放デイ)」の利用から排除される現状は、制度の構造的な欠陥によるものであり、福祉本来の役割を歪める結果となっています。
「10:2」の最低基準によって、人員が過剰な負担を抱える一方、障害に対する真摯な支援が行き届かない施設が増えています。この課題の本質は、人員基準と報酬制度が現実の支援ニーズに即していないことです。

問題解決には以下の措置が必要です。
障害の程度に応じた柔軟な人員配置基準を確立し、軽度から重度まで対応可能なサービス体制を整備する。追加人員配置を促進するために、十分な加算支給を保障し、事業所の経営負担を軽減する。公的調査の定期実施を義務化し、地域ごとの支援ニーズと事業所の受け入れ状況を明確化する。
福祉制度は、すべての子どもが公平に支援を受ける権利を保障すべきものです。
単なる数字の調整ではなく、現場の実態に寄り添った改革こそが求められています。この悲惨な現状に無理解なままでは、未来を担う子どもたちの可能性を奪うことになります。この問題に真正面から取り組むことが、私たち社会全体の責務です。








ネットからのコメント
1、重度の障害を持たれる方々のケアをしていた経験があります。大変だったのは本人達のケアもそうですが、ご家族方の意向に対するケアも必要だったことです。やはり障害が重いと、制約や意向も多く、少しでも希望から逸れると大騒ぎするご家族もいらっしゃいました。
単純に「障害が重いから入れない」というだけでもないと、記事を読んで感じました。
2、少ない人数で手の掛かる子供は見れないと思う。何かあると責任問題だ。その後は世間の批判と多額の賠償金だ。デイサービスも自分の身を守る事で精一杯と思う。逆に被害者の子供を持つ親達で障害者のデイサービスを運営すれば良いと思う。
3、子供が通っている小児科の上階に放デーがあり、重度かな?と思われる子が出入りしているのをよく見ます。イヤーマフをした子がダーっと走って行かないように職員が二人がかりで小脇抱えて付き添ったりして、体が大きくなるにつれて力も強くなるので大変だなと思います。親御さんも、預かってもらえないと休めないし働きにも出かけられないから大変なのはわかりますが、マンパワーが足りなさすぎなんですよね。生産性のある業種でもないから、職員の給料も安いし、募集掛けても足りないでしょう…。
4、放課後等デイサービスはただの預かりではなくて、将来自立して生きていくために療育する機関のはずです。重度の子は将来が施設に入るか病院に入るかもう決まってるけど、軽度の子は自分で生きていくしかないんだから軽度の子の方が療育する必要あるんだから、放課後等デイサービスで重度の子が排除されるのは仕方ないんじゃないの。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/62c2a524f85fa53909558479c050480c7994b868,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]