米動画配信大手Netflixは、ワーナー・ブラザース・ディカバリーを買収する計画から撤退することを決定した。同社が昨年提案した827億ドルの買収案に代わり、米パラマウント・スカイダンスが1110億ドルを提示。それによってワーナー側はパラマウントの提案を「より優れたもの」と評価し、最終的に提案を受け入れた。Netflixは「株主価値の創出が難しい」と判断し、買収意思を引き下げた。このニュースを受けた株式市場では、Netflixの株価が一時13%上昇、買収撤退が投資家に好意的に受け止められた。

Netflixによるワーナー買収撤退は、企業戦略として冷静な判断の結果であるとはいえ、メディア業界が単に資金力だけで競り合う状況が浮き彫りになった点は見逃せない。この動きは、巨大企業の集約によって創造性や多様性が危機に直面するという、根深い問題を示している。
映像作品が数値化され、価値が金銭に還元される一方で、大企業が市場を独占していく現状は業界の発展を阻害しかねない。
今後は映画・メディア業界が一部の巨大企業に過度にコントロールされるリスクを防ぐため、以下の取り組みが必要だ。まず、規制当局による買収の透明性と競争環境の強化。次に、中小規模のクリエイターが持続可能な環境で活動を続けられる仕組み作り。そして第三に、消費者側が良質な作品を選び支持することで、健全な市場モデルを形成することだ。
資本力が創造性を凌駕する場合、文化は稀薄化し市場は均質化する。私たち消費者が意識を持ち、選択を通して企業にメッセージを伝える必要がある。
ネットからのコメント
1、かつて世界の映画界を支配したワーナーとパラマウントも、ネット配信が主流となった今では負け組と言っていい状況にあるその負け組同士が手を結び、しかもペイできるのか分からない破格の条件で、果たして勝算はあるのだろうか?袖にされたNetflixもこれで既存の映画界に遠慮なく徹底的に攻勢を仕掛けることができるパラマウントのような歴史ある栄光の一族が、Netflixなどというどこの馬の骨とも知れぬ新参者に負けるわけにはいかないというプライドとエゴだけで条件を引き上げてきたとしたら、パラマウント、ワーナーにとり今後は茨の道だろう
2、それで良いと思うNetflixは映画とは別の映像コンテンツ企業だと思う。そもそも莫大な資金を借入してまではやめるべき。一回つぶれかけてるわけだし。そしてNetflixは最初にこの話出た時、世界中の登録者にワーナー買収決定したので今後はワーナーコンテンツも充実するのでお楽しみってアナウンス配信してたのでちょっとフライング過ぎてダサい。それだけ急展開だったんだろうけど。まぁこれで映画館も残るし映画産業盛り上げて欲しいね。
3、ワーナー・ブラザースの買収、巨大な話すぎて現実感がなかったですが、やはりそうなりますよね。これでNetflixが下りてスムーズに行くかというとそんなことはない気がします。もの凄い著作物があり、これは未来にも価値ある財産なわけですから、そんなに簡単な話ではないですよ。
4、パラマウントはワーナーを買収したとて、過去の映画で儲けるツテを持っているんだろうか?ワーナー買収の資金回収まで会社が存続できるのか?何年後かに行き詰まり、パラマウント自体がNetflixに買収される可能性もあるのでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d579c60d95b316ede51105adfd175c33147010b3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]