2025年の介護事業者の倒産件数は過去最多の176件で、前年比2.3%の増加を記録しました。特に訪問介護が91件と最多を更新、原因には人手不足やガソリン代の高騰が挙げられます。一方でデイサービスや有料老人ホームの倒産件数はわずかに減少しましたが、依然として高水準です。多くの倒産は小規模事業者に集中し、資本金500万円未満や従業員10人未満の企業が多いです。売上不振が主な倒産原因で、業界全体が厳しい状況にあります。

現状、介護事業者が抱える問題は深刻で、訪問介護を中心に倒産が相次いでいることは無視できません。まず、政府は賃上げ支援を進めているものの、他産業に遅れを取っている状況は疑問視されます。介護業界は人手不足と運営費用高騰に直面し、自助努力だけでは限界に達しています。これを解決するには、第一に、政府の包括的な賃上げ政策が必要です。
介護職員への処遇改善は火急の課題であり、賃金引き上げは業界全体を活性化させるでしょう。第二に、運営効率の向上を促進するための具体的な支援策を導入し、小規模事業者も生産性向上の取り組みを行える環境を整えることが不可欠です。第三に、高齢者のニーズに沿った介護サービスの提供を促進するため、公共・民間の協力を強化し、地域ごとに異なるニーズに対応するための支援体制の構築も求められます。これらの措置が講じられない限り、社会全体で介護事業者を支える持続可能な体制は築けません。
ネットからのコメント
1、施設介護士です。国の報酬改悪、ただでさえ物価高騰の折です。給料に転嫁できない零細事業所は職員確保できません。なので早晩倒産するしかありません。なんてこと言っていますが、明日は我が身です。介護保険制度自体が失敗ですよ。開始から25年で先細る制度なんてどう考えても詐欺でしょう。介護編開始当初のバラ色の未来予想図は一体何処へ?挙句、日本人介護士が集まらないから、外国人実習生に頼ろうとしているし。何で日本人が集まらないか考えたことあります?ないでしょうね。
だからこうなるのです。利用者、家族の皆さん、あとは自分たちでやってください。
2、介護保険制度が立ち行かなくなる可能性は、制度開始当初から、介護の専門家から言われていたことである。そもそも、介護は、婦女子がやっていたことを制度で支えるという発想から、当初から、その労働に対する報酬算定が低すぎるのであり、今さら、働く人が集まらないと騒いでも、後の祭りとしか言いようがない。これから10年経過すると、街には昼間から認知症の老人が溢れ、社会問題化するのが、目に浮かぶようである。国・地方の抜本的な、制度改革が必要と考える。
3、月の半分を夜勤、準夜勤をやって手取りが月20万ぐらいが介護士の相場。半分ボランティアのような非効率な働き方を今の若者は出来ないでしょう。せめて国には介護職員は非課税にするぐらい大胆な発想を決断してほしい。若者や主婦層など少しは興味を持つきっかけになるのでは?
4、訪問介護事業者です。万年人材不足ですが、もう求人をかけるのをやめました。事業の展望が見えないのに無責任に雇用できませんから。
今のスタッフが辞めたら事業所を閉めるしかありません。が、辞めないんですよね…皆、訪問介護って仕事が好きなんですって。報道にあるように、低賃金、ハラスメント、世間の無理解、ヘルパー自身の高齢化もあります。でも、訪問介護って素敵な仕事って言ってますよ。皆、優しくて、使命感もあって、優秀ですよ。他の仕事でも充分活躍できますし、もっと稼げる人たちです。訪問介護の事、誰にでもできる仕事って言う人いますけど、ほんと想像力ないなって思います。事業者も精一杯待遇改善しているけど、次回の処遇改善で経営成り立たたなくなりますね。数%の改善率で19000円賃上げとか不可能ですから。残念ですが、もう、訪問介護は必要とされていない仕事と理解するしかないです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a3495ba4666b57b3f5893334a6fa073039c3607b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]