プロ野球チームの日本ハムが2軍本拠地を北海道に移転する計画を進める中、苫小牧、恵庭、江別の3市が誘致合戦を繰り広げている。球団は、2030年開業をめざし、商業施設やホテルを併設した約5千席規模の球場、選手寮、室内練習場を整備し地域活性化に貢献する構えだ。候補地はエスコンフィールド北海道(北広島市)や新千歳空港へのアクセスを考慮して選定された。各市はこの「100年に1度の事業」に期待を寄せ、誘致活動を本格化させている。

地域が抱える課題や期待が交錯する誘致戦。限られたリソースを持つ中小自治体がその主役となることに疑問を感じずにはいられません。「100年に1度」という謳い文句が物語るように地域の経済振興にはこの事業がもたらす期待感は大きい。しかし事業の進行には用地取得や建設費などのハードルがあり、短期的な経済波及効果だけでは恒久的な持続可能性の説明が不足しています。
この状況において最も重要なのは、誘致に伴う財政支出とリスクの適切な評価です。
まず、自治体は市民へ透明性ある説明を行い、誘致後の財政リスクをしっかりと公開する必要があります。次に、誘致効果を行政頼りにするのではなく民間との協力体制を強化し、柔軟な収益モデルを構築すべきです。最後に、球団側も地域貢献を掲げる以上、負担と責務をより分担し、長期投資としての持続性を支えるべきです。経済効果だけでなく、利便性や観光促進に加え、持続可能な雇用創出と環境負荷を最小限に抑えた設計でなければこの事業構想の真価は問われ続けるでしょう。
ネットからのコメント
1、エスコンフィールドの成功を目の当たりにしているだけに、どの市も期待が高まるのは当然のことだと感じます。100年に1度という言葉通り、単なる練習拠点の移転にとどまらず、街の未来を左右する大きなプロジェクトになるはずです。若手選手が1軍の空気を間近に感じながら、より一体感を持って切磋琢磨できる環境は、チームの強化にとっても大きなプラスになります。長年支えてきた鎌ケ谷のファンの方々の寂しさはあると思いますが、北海道全体でファイターズを盛り上げていく新しい形に注目していきたいです。
どの候補地も魅力的な強みがある中で、選手にとっても地域にとっても最善の場所が選ばれることを心から願っています。
2、苫小牧は降雪量は少ないから冬の練習でのハンテは多少は少なくなるし、苫小牧市周辺は工業地帯なのでスポンサーも集まりやすく、また苫小牧駅近くには施設を作るスペースが有るのを考えると意外な候補地かもしれませんね。苫小牧市周辺だと社会人チームも複数有りますから三軍を作った時は試合相手にも困らない利点もありますからね。
3、室内練習場はスタジアムと別で作るのだろうけど、もしスタジアム自体が「屋根無し」前提だと、シーズンが始まる3月頃のことを考えると、江別は厳しい。しかも、エスコンとのアクセス面でも、JRが札幌駅で乗り換えが必要(いくら札幌でも、時刻表を見る必要がないくらい本数がバンバンある訳ではないから、なんだかんだ乗換えはストレスなんですよね)。その点、降雪のことを考えれば、苫小牧は屋根無しでも問題なく行けるでしょう。ただ、新千歳を挟んでエスコンとは反対側というのが、商業目線で行くと相乗効果が弱いか?となると、エスコン同様、札幌と新千歳の間に位置する恵庭が本命かと思えてくるんですが、雪の問題は、苫小牧との差は明らかなんですよね。
もし「屋根有り」のスタジアムなら、苫小牧でないといけない理由が弱くなり、江別VS恵庭になりそうだが、恵庭は雪のデメリットが解決され、メリットばかり。いや~、予想が難しい。
4、江別市だと北広島市までJRになると乗り換えが必要になるし、苫小牧だと若干遠くなる。恵庭市ならJR駅も隣(島松駅の場合)でファンが1軍と2軍の観戦巡りもしやすいし、交通面も考えたら良いのではと思っている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/525dfa20be234646a17f9d9d3596836336661b20,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]