高速道路の料金所は、ETC専用化への動きを加速しています。これは国土交通省が2020年12月に公表したロードマップに基づき、2030年度までに全国約1500カ所の料金所で完全移行を目指す計画です。今年4月には東海環状自動車道が全国初の「現金利用不可」の路線となりました。ETC利用率が既に95.8%に達している一方、未導入者には対応が必要。昨年4月には大規模なシステム障害が発生し、料金後払いが混乱を招いたため、各社は緊急時対応やバックアップ体制強化を進めています。

現金利用が難しい料金所増加には課題が山積しています。本来、公共インフラの利用は公平であるべきですが、現状のETC専用化は高齢者や低所得層を切り捨てる構図を助長しています。通勤や移動のためにどうしても高速道路を使うしかない人々にとって、ETC車載機の導入コストや支払い方法の変更は負担そのものです。
さらに、昨年の大規模障害のようなトラブルが再び起これば、利用者全体に多大な不便が及ぶでしょう。
解決策の一つは、低所得者へのETC車載機購入補助制度の導入です。これにより格差を軽減できます。二つ目は、システム障害の際に人力対応が即座に可能となる体制づくり。三つ目は、ETC未装着者に柔軟に対応できる一部レーンの常時設置です。技術革新だけでなく、人々の多様な生活ニーズにも応えるべきです。
公平性と利便性のバランスを取ることなく、効率化の名の下に進む専用化は、公共の理念をないがしろにしています。未来の高速道路は、誰もが安心して利用できるものでなければなりません。
ネットからのコメント
1、ETCに完全移行したら、何かあった時の音声やり取りもどっかのセンターでの遠隔対応になって、料金所として常駐する職員が0人になって、ETC故障など各種トラブルが発生したら対応に時間化がかかりそう
2、効率化や渋滞緩和は大きなメリットですが、昨年の大規模なシステム障害を思い出すと不安を感じる部分もあります。万が一のトラブル時に交通が完全に麻痺しないよう、二重三重のバックアップ体制を確実に構築していただきたいです。
また、ETCを持っていない方が誤って進入してしまった際、パニックから急停止や逆走などの大事故につながらないよう、誘導や看板の分かりやすさには最大限の配慮を求めます。誰もが安全に利用できる仕組みづくりを最優先に進めてほしいです。
3、もう料金所の職員雇いたくないんだろうね逆にETC限定で利用できるクレジットカードを作るとかクレジットカードの審査を緩くするしかないね金額設定を細かくすればカード会社のリスクは多少軽減できるでしょ
4、料金収受の無人化には賛成だが、そろそろETCの規格を根底から見直す時期なのでは?今の時代、携帯は4G、5G、wifiによる無線高速通信が当たり前で、AIによる画像読み取りもどんどん精度が上がっているわけだし、あんなに仰々しい設備がなくても決済システムを構築できそうなものだけど
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b41d4699ae65849a010d12fb701b5e84b886334e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]