米国のトランプ大統領は23日、ニュースサイト「アクシオス」の取材で、イランへの「かつてない規模」の大規模攻撃を検討し、近く判断すると表明した。決定は未定だが、イランによる革命防衛隊関係者のイエメン派遣報道やフーシ派の海上封鎖宣言を背景に緊張が拡大。23日のニューヨーク原油先物は1バレル93ドル台まで上昇し、約1か月半ぶりの高値となった。

軍事大国同士の対立が、世界の安全保障と生活コストを揺さぶる段階に入っている。大規模攻撃をちらつかせる発言や武装勢力を利用した圧力行為は、偶発的な衝突を招く危険な対応であり、国際社会に大きな不安を与えている。問題の本質は、武力による威信争いが外交の代替になり、民間人や経済への影響を軽視する構造にある。解決には、第一に第三者を交えた継続的な外交協議、第二に武装組織への資金・軍事支援を監視する国際的枠組み、第三に原油輸送など重要インフラを守る共同安全対策が必要だ。
力を誇示する政治より、被害を防ぐ責任ある行動こそ国家の強さである。破壊を競う指導者より、平和を築く指導者が評価される社会でなければならない。短期的な勝利を演出するために世界を危機へ近づける選択は、決して賢明ではない。安全を守るとは敵を倒すことではなく、争いを拡大させない仕組みを作ることである。
ネットからのコメント
1、これ以上戦闘が長引けば、アメリカ国内でも財政負担や物価高への不満がさらに高まるでしょう。そのしわ寄せとして、同盟国に資金負担や支援の拡大を求める展開も十分考えられます。日本や欧州も無関係ではいられません。武力で押さえ込もうとするほど新たな火種が生まれる構図から抜け出さなければ、世界全体がその代償を払い続けることになると感じます。そして、この状況が続けば続くほど、核開発を目指す国を増やしかねないですね。「核を持たない国は攻撃されやすい」という認識がますます広がれば、安全保障のために核保有を選択しようと考える国が出てきても不思議ではありません。核拡散を防ぐ国際的な枠組みにとっても、大きな試練になり得ます。
2、いつまでこの同じ脅し文句を使うつもりなのだろう。たとえ本当に大規模攻撃をやったとしても、イランがアメリカに屈するとはとても思えない。逆にアメリカに対する敵意が増すばかりだろう。トランプは完全に相手を見誤っている。折角覚書までこぎ着けたのに全て台無し。台無しになったのは全てアメリカのせいとは言わないが、元々この不毛な戦いを始めたのはアメリカです。これ以上世界に迷惑をかけないうちに収束を図るのがアメリカの責務ではないですか。そのためには何をすればよいか、少しは考えてほしいものです。少なくとも大規模攻撃では解決しません。既にアメリカ兵士にも犠牲者が出ている。引くべき時には引くのも指導者としてのだいじな資質なんですけれど、まぁトランプにはそんなもん無いでしょうね。
3、トランプ氏は実業家として成功を収めたが、政治的には素人同然。素人をトップにさせるとアメリカという大国までおかしくなるという前例を作った。日本においても一時の風で(タレントなど)素人を議員にしてはならないという教訓になったと思う。
4、ホルムズ海峡に加えてバベルマンデブ海峡まで封鎖されると中東の原油の輸出はほば壊滅状態。急上昇をしており1バーレル93ドルを超えている。トランプ大統領がネタニヤフ首相に騙されてイラン攻撃をしたため世界経済は大混乱。トランプ大統領は中間選挙があるため、どうしてもガソリン価格を下げたいから、本音は早期に和平合意を締結したいはずだが、それが上手く進まないため諦めたのかもしれない。イラン戦争に勝利することで中間選挙を有利にしようと考え始めたとしたら、最悪のシナリオになる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/523e9b05d57e2de14049145b3b3dd3b0ed90468b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]