大阪府知事であり日本維新の会の吉村代表が、24日の取材で高市早苗総理大臣の所信表明演説についてコメントを発表しました。高市総理が副首都構想に言及し、「首都および副首都の責務と機能に関する検討を急ぐ」と述べた点について、吉村代表は「高市カラーがよく出た内容」と評価。さらに、日本維新の会が重視する社会保障改革と副首都構想について「大きな前進」とポジティブに受け止めました。
一方、国会議員の定数削減について演説内で言及されなかった点については、「総理が表明するものではない」と理解を示しつつも、「臨時国会中で進めるべきだ」と自民党と維新の会の連携の必要性を強調しました。

この内容は社会制度や政治体制に関する問題を内包しているため、以下は批判型応答です。
政治の根幹を守るべき議論、国会議員の定数削減を巡る論点は、日本の民主主義そのものを問う問題です。「高市カラーがよく出た所信表明演説」との評価があったものの、議員定数削減という喫緊の課題に触れない点は、真の政治改革を求める民意への応答として極めて不十分です。本来、議員数を適正化することで税負担の軽減を図ると同時に、国民の政治への信頼を回復する契機とすべきですが、その具体策が示されない限りは結果的に改革の遅延を招く危険性があります。
問題の本質は、議員定数削減が選挙制度という権力構造そのものに関わるため、与党を含む全政党が自己利益を優先しやすい点にあります。国民が直接選出する議員が増えるわけでもなく、一部の党派的利害が優先される体制が変わらない限り、改革は形骸化する恐れがあります。
具体的な解決策としては以下が必要です。
数値目標や削減規模を明確化し、改革の進捗を見える化する。超党派で議員定数削減を議論するための特別委員会を早急に立ち上げる。国民投票を通じた直接的な意思を反映する制度的枠組みを設ける。議員定数削減は、単なる数値の問題ではなく政治における透明性や公正さを示す試金石であるべきです。この議論を避けるか表面的に済ますような態度が続くなら、政治改革の理念そのものが問われるでしょう。これこそ、日本政治の真価が試される時だと言えます。
ネットからのコメント
1、吉村代表の「高市カラーが良く出た」というコメント、確かに所信表明演説には高市首相らしい政策の方向性が見えましたね。副首都構想や社会保障改革など、維新としても評価できるポイントがあったのは事実だと思います。
ただ、議員定数削減について触れられていなかった点は、国民としても少し残念。選挙のたびに話題になるのに、なかなか前に進まない印象があります。吉村代表が「臨時国会中に成し遂げるのは絶対条件」と言っていたのは頼もしいですが、言葉だけで終わらず、実際に動きがあることを期待したいですね。国民目線では、物価高や生活支援も大事だけど、政治の信頼回復にはこうした制度改革も欠かせません。与野党問わず、しっかり取り組んでほしいです。
2、先程の衆議院本会議での高市総理の所信表明演説で激しい野次を飛ばしていたのは立憲民主党の水沼秀幸議員(千葉県選出)だということがchatgptに聞いたら出てきました。また、水沼秀幸さんのWikipediaにも本日の野次が衆議院議員の規律違反に問われる可能性が既に記述されていました。このような国会議員は必要でしょうか。
3、維新がなぜそこまで選挙制度改革の定数削減に拘ってるのか意味がわからない今は物価高での国民の暮らしへ政策が最優先のはずなのだが、むしろガソリン暫定税率廃止は野党一致で素早く解決できるはず維新は社会保険料削減に力入れるべきで副首都なんかももっと注目度は下だし維新も国民より党の思惑で動いてるだけなんだろう
4、連立協議の折にはテレビなどで議員定数削減がキモではっきり明記されない場合は「連立しない」と断言していたはず。なんかずいぶん歯切れが悪い感じになってきたね。過去に自民は議員定数削減詐欺もしてきたし…与党入りで懐柔されているのかな?だとしたら維新も大きな責任を負う事になると思うんだけどね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/eeb0a38b405f089c99a2990d91280e1d112223a2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]