気象予報士でフリーアナウンサーの根本美緒さんは、21日に発足した高市早苗内閣について、「女性閣僚が2人にとどまった」ことに失望した旨の投稿をX(旧Twitter)に行いました。高市内閣では、片山さつきさんと小野田紀美さんの2人が女性閣僚として起用されましたが、根本さんはこれを「世界にアピールするチャンスの喪失」と批判しました。
さらに、彼女は日本がSDGs目標5.5で低い評価を受けていることを指摘し、政治分野での女性参与の平等確保が遅れていると述べました。この投稿は後に削除され、彼女は「自民党が変わるのは難しい」としつつ、表現が引き起こした誤解を謝罪しました。一方、高市首相は「機会平等」を重視し、閣僚の「数」に固執しないスタンスを示しました。
根本さんの意見は、一見感情的に見えるかもしれませんが、日本の政治における女性参画の現状に対する正当な問題提起とも取れます。日本が国際的な場でリーダーシップを発揮するためには、性別にかかわらず優秀な人材が適切に評価されるシステムの構築が必要不可欠です。この件をきっかけに、政治の場での女性の活躍をさらに推進するためには、複数の具体策が求められます。まず、女性が政治に参画しやすい環境を整備するための法整備が急務です。
次に、性別のみではなく多様な背景を持つ人々が意思決定に携わることができるよう、教育・啓蒙活動を強化することが考えられます。そして最後に、評価基準の透明化を進め、客観的かつ公平な人事評価を根付かせることが重要です。機会の格差を放置することは、国の未来を狭めることにつながりかねません。これを機に、真に平等な社会を目指し、具体的な一歩を踏み出す時です。
ネットからのコメント
1、2人しか閣僚に選ばれないほどに女性の政治参加が遅れているのが残念とかならまだ理解できたかな。数合わせで女性閣僚の数を増やすのは強引な結果平等であり、機会均等ではないと思う。それに、言い方が悪く誤解を招きすみませんというニュアンスの発言は自分の舌禍にに全く向き合ってないと思うな。別に個々人の意見なんて自由でいいと思うが、鎮火目的ならあんまり向いてないと思う。
2、高市さんは、女性だからというだけで総理になれたわけではなく、実力とやる気と経験が評価されて後押しされたわけです。そういうプライドが高市さんにはある気がします。だから実力とやる気と経験のある議員なら男女関係なく考慮した結果、2人になったんじゃないのかな。
世界にアピール、というより、まず国内をなんとかしようというのが今回の連立。意味不明なアナウンサーのコメントが、逆に女性地位向上の足を引っ張っていることに気づいていない。
3、ポストする前に、それによってどう影響出るか?を考えてからポストしたほうが良いと思うけど。それと女性の人数が多いければそれで良い!というわけではないと思う。仕事がやっぱりできないと。今は大変な状況に直面してるのだから…
4、メディアのアナウンサーの見識なんてこんなもんってことだよね。質は考えず単なる人数でしか認識できないと言うとても残念な人たちだということ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/54c2641d5948285d50877703708482d8a5507daa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]