大阪府知事や大阪市長を歴任した橋下徹弁護士が、カンテレ発フジテレビ系「旬感LIVE とれたてっ!」で発足した高市早苗内閣についてコメントしました。今回、自民党は公明党との連立を解消し、日本維新の会と連立を組むことになりました。橋下氏は、自民・維新の連立により政治の効率が向上する一方で、与党の中に制御役が不在になると指摘しました。
そのため、立憲民主党の野田佳彦代表に対して「野田さん、頑張れ!」と、責任ある行動を期待する声を投げかけました。彼のコメントは、政治のバランスとチェックアンドバランスの重要性を強調しています。
橋下徹氏の指摘は、日本の現政治体制における重大な問題に鋭く切り込んでいます。自民党と維新の連立により政治が加速するという効果は評価できますが、その一方で制御役が欠如するというリスクを孕んでいます。このような状態では、政策の暴走や市民利益が軽視される危険があります。制度の欠陥として顕在化する前に、野党である立憲民主党や他の政治勢力が本来の役割を果たすことが不可欠です。まず、野党は諸問題に対する代替案を提出し、積極的に議論をリードすることが求められます。次に、国民の声を反映した政策提言を行い、与党の暴走を未然に防ぐ役割を担うべきです。
最後に、メディアを通じて透明性を確保し、政治のアカウンタビリティを高めるべきです。こうした具体的対策を実施しない限り、国民が安心して暮らせる社会は得られないのです。政治におけるアクセルとブレーキのバランスを取ることの重要性を改めて認識する中で、今こそ責任ある行動が求められています。
ネットからのコメント
1、橋下徹氏の最近の発言には、かつての鋭さや国家観が見られず、むしろ中国寄りの論調が目立つようになった。自民と維新の連立を語りながら、立憲民主を持ち上げる姿勢も不可解である。以前の国益を前面に出した主張とは明らかに変質しており、ハニートラップ疑惑が現実味を帯びてきたと言わざるを得ない。日本の政治的舵取りに影響を及ぼす存在だけに、真相解明が強く求められる。
2、徐々に橋本と維新の間に隔たりが出来ているようで、なによりです。自民党もそうですが、維新も吉村さん藤田さんはじめ、応援したいと思える議員は多いです。党だけを見るのではなく、個人を見て応援の可否を考えられる人が増えてくれることを願っています
3、吉村・藤田は橋下を切ったほうが良い。
維新にしろ自民党にしろ今はまだ過半数はなく野党の協力がないと法案が成立しない可能性もある。勿論法案によっては与野党の対決となる場合も多々あるが、喫緊の課題となってる経済対策は方向性は与野党おなじだと思うが。橋下の維新の党を顧みない発言や行動は公党としての支障になる可能性が大である。今は連立を軌道に乗せるこそことが課せられた課題である。
4、過去に自らも含め、所属議員が自民党以上に旧民主党に対して批判的なスタンスを取り続け、かつて維新に在籍していた国会議員(※現在は国民民主党に在籍)による「民主党はアホ!」発言に代表される「アンチ民主党の急先鋒」だった橋下徹氏と、かつての日本維新の会。これはもう、維新の現:吉村・藤田体制による「党創設者との決別」の明確化であり、「院政」と呼ばれていた「かつての維新に対する影響力」はもう、事実上無くなったとみていいのだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/83a4eb0abb8911b8af192207d89e9b16997bdbe9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]