米国フロリダ州では、1月30日に記録的な寒波の影響で「イグアナが降る」現象が観測された。この寒波により、普段は温暖な地域のグリーンイグアナなどの爬虫類が筋力を失い、木から落下する様子が確認されている。同州魚類野生生物保護委員会(FWC)は、侵略的外来種であるイグアナが地域の生態系に悪影響を与えると警告し、住民が見つけた個体を回収し、同委員会のオフィスに届けるよう呼びかけた。回収されたイグアナは「人道的な殺処分」か販売業者への引き渡しが行われる。住民への注意喚起として、イグアナを家に持ち込み温めないよう求めるとともに、回収作業では安全装備の着用が勧められている。

記録的な寒波という自然現象に直面しているフロリダ州ですが、対応策である外来種の管理方針には改善の余地があると考えられます。この方針は外来種による生態系の損害を防ぐ目的ですが、批判されるべき点はその遅延性と適切な情報提供の不足です。
まず、本質的な問題として、そもそも外来種の管理がここまで深刻化するまでに何ら有効な事前対策が行われなかった点が問われます。州政府は外来種の拡散リスクを予測しながらも、早期対応策、教育プログラム、また侵略的種への積極的駆除計画を怠り、結果として生態系に対する修復が困難になる事態を招きました。
対応策として提案したいのは以下の三点です。
第一に、外来種の適切な監視システムの設置を通じて、侵略的生物の分布状態を早期探知する仕組みの確立を実施すべきです。
第二に、地域住民への啓蒙を通じて自然保護の重要性を根付かせる情報提供と教育の強化を行うこと。これにより、協力体制をより効率的に構築できます。
第三に、外来種の駆除について、捕獲後の処理をより環境倫理に基づいた形で行うシステムを検討すること。例えば、駆除に関する透明性を確保することで住民の信頼を得ることも可能です。
寒波の「イグアナが降る」という現象は自然の力を示しつつ、管理不備が招く生態系の危機を浮き彫りにしています。この事件を契機に、州政府のみならず市民も含めた共同した取り組みが必要である点を強調し、より健全な環境保全策の構築を急ぐべきでしょう。
ネットからのコメント
1、イグアナは日本でも石垣島で野生化してますねえ沖縄本島ではグリーンアノールが増えまくってキノボリトカゲやアオカナヘビなんかを圧迫していますし、外来のペットの逸出防止は気を付けて欲しいもんです
2、空から降ってくる怪現象かと思ったら寒すぎて固まって木の上から落ちてくるんですね。つい最近テレビでやってるのを観たような。昔京都の五条あたりに住んでいた頃、家の近くの寺の横を歩いてると小魚が落ちてくるんですよ。歩道にも小魚がぽとぽと落ちてて、なんだこれはと思ったら鴨川で魚を獲った鳥が寺の木に巣を作っていて魚を結構な割合で落としてしまうんですよね。なんか昔の話ですがこれを思い出しました。
3、調べてみましたけど、グリーンイグアナって顎の力が強くて噛まれたり引っかかれたりしたら怪我するとのこと。
また成長したら相当なスペースが必要だとか。爬虫類好きだからと家で飼おうとしたらヤバいみたいですね。でも、「人道的な」殺処分ってなんなんだろう。外来種としてもかなり問題があるので、専門家に任せるのが最善の様ですね。
4、見出しを読んで、竜巻が魚を空に持ち上げて、別の場所で降らせる気象現象のことかと思ったら、木から凍って落ちているんですね。今はエキゾチックアニマルが人気ということで、以前、ペットショップでスベノドトゲオイグアナのような小さな種類のイグアナを見て可愛いと思ったことはありますが、路上に大きなグリーンイグアナが落ちていると驚くと思います。フロリダには亀やワニといった爬虫類も多いと思うので心配ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/411e0c591cc68ed85715090606d44b3c9b87d081,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]