事件概要:
2024年6月、大阪府八尾市の産廃処理業を営む会社で、役員の杉本竜司被告(49)と息子の杉本京宣被告(27)が、20代男性社員に過酷ないじめを強要した。ショベルカーで9mの高さまで吊るし、天井の梁につかまってぶら下がることを強要した後、男性は地面に落下。
さらに、9月にはスタンガンで臀部を放電し、全治1ヶ月のやけどを負わせた。また、京宣被告はタトゥーマシンの針を刺し、金魚のエサを強制的に食べさせるなどの暴行を加えた。大阪地裁は「無慈悲で残虐な犯行」とし、両被告に対し懲役3年・執行猶予5年の判決を下した。
コメント:
企業内で起きたこのような残虐行為は、単なる個人の問題にとどまらず、組織全体の倫理観にも大きな疑問を投げかける。特に、加害者側が「良い関係にあると思っていた」と弁解していることから、職場での暴力行為がどれだけ身近で蔓延しているかがわかる。職場でのいじめを防止するために、企業側は厳格な監視体制を強化すべきだ。また、教育プログラムを通じて、暴力の根絶を目指す必要がある。
加えて、法的制裁が強化され、加害者が社会復帰できる環境を作ることも重要だが、企業内の文化改革と根本的な教育が最も効果的な解決策と言える。
ネットからのコメント
1、示談が成立したということもあるのだろうが、なぜ職場のいじめで済ませるのか。
歴とした犯罪なのだから、いじめなどと緩い言葉で勘違いするような表現は良くない。執行猶予など付けるべきではない
2、釈放されたら1,000万円を取り返しに行きそう。この判決が先例となったら今後、殺人未遂と同視できるぐらいの悪質な傷害事件を起こしても、無理矢理にでも示談に持ち込んだら実刑を免れることになる。危険な判決と思う。
3、ショベルカーで9メートルの高さまで吊し上げたり、スタンガンで火傷させたり、入れ墨の針を刺したり、これが「職場いじめ」ですか?傷害事件ですよね?ショベルカーで9メートルについては生命に関わります。殺人未遂罪ですよね?示談金も他人事ながら納得出来ません。
4、示談金貰っても被害者は最後までこの辛い感情を背負っていかないといけない。建設業ならこの程度の示談金ぐらい簡単に出せるであろう。こういう犯罪を犯した会社と取引なんか出来ないように厳しい処罰を与えればいい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/909e8265bce15095a95c00dba88297b7747040d0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]