事件概要:2025年8月7日、元テレビ朝日社員である玉川徹氏が同局の「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、認知症予防についての見解を示した。番組内では、2040年には65歳以上の高齢者のうち約584万人が認知症になると予測され、早期発見が重要であることが強調された。玉川氏は、運動、健康的な食事、知的活動、社会的交流を推奨し、社会的孤立の問題を指摘。
さらに、定年後も仕事を続ける重要性を強調し、仕事を通じた交流が孤立防止につながると述べた。
コメント:社会的孤立が増加する中で、孤独が引き起こす健康リスクへの関心が高まるのは当然のことだ。しかし、玉川氏が提案する「定年後も働くべきだ」という視点には深い問題が隠れている。日本社会の中で、仕事が人間関係や社会的つながりを形成する手段として依存されすぎている現状は、根本的に改善すべきだ。定年後の仕事は確かに交流の機会を提供するが、それに頼るだけでは根本的な社会構造の見直しが遅れる恐れがある。まず、社会全体で孤立を防ぐための仕組み作りが急務であり、例えば高齢者が参加できる地域活動や、柔軟な交流の場を増やすことが求められる。働くことが唯一の交流の手段ではなく、社会全体で支え合う仕組みの構築が必要だ。
ネットからのコメント
1、ずっと仕事人間でプライベートは殆どなく働き、仕事を引退して早や1年が過ぎました。その後も何か仕事をした方が良いかな?とか考えました。初めの頃は、仕事していない自分を持て余していましたが、今はのんびり家事やワンコと過ごす時間がとても穏やかで良いです。認知症になるかどうかは個人差がかなりあると思います。昔の趣味を始めたり、たまには昼寝したり、年金生活はこれまで働いてきたご褒美と慎ましく暮らしております。主婦は暇なようで結構忙しいです(笑)
2、本人としては一線で働き続けたいのかもしれないけど、下の世代からするとそれが結構迷惑というのはどこの職場でもあると思うんだよね。なので、ある程度の年齢になったら、少なくとも最前線からは一旦外れて、後輩のサポートに回るなどしたほうが良いと思う。また、仕事以外でも色々な繋がりがある人もいるから、仕事人間だけを基準とするのもどうかと思う。仕事でしか他人と繋がれない人と、仕事以外でも他人と繋がれる人がいたら、後者のほうが有能だとも思うし。
3、働いたから認知症リスクが減るわけではない気がします。
健康的な生活を心掛けても病気になる人はなるし不健康な生活をしてても長生きする人はする。身も蓋もないこと言えば運命としか言いようがない。そう考えるといつお迎えが来てもいい様にやりたいように生きるのがいいかと思います。
4、情けないほど視野が狭い考えと思う。仕事をしないと、「運動・食事・知的活動・交流」ができない?50代でリタイヤして数年になるが、以来全く「仕事」はしていないが、上記四点は全く問題がないし、今更仕事をしようなどとは全く思わない。「自分がそうだから、他人もそうに違いない」とのお考えかもしれないが、そうと断定する根拠など一つもないはず。もちろん、生涯仕事をされる方を否定しているわけではなく、むしろ尊敬しているくらい。しかし、「仕事だけ」が人生でもなく、仕事をしないで好きに生きることで、肉体的にも精神的にも豊かな生活を送り、交流することも当然可能でもある。仮に「悠々自適で陶芸」の何が悪いというのだろうか?陶芸という趣味で仲間との交流も十分とれるだろうし、仕事より劣るなどと考えずにもっと柔軟に想像力を働かせていただきたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b25ff28c5faeaf0857882100efc37ebaebced1d5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]