イランで新最高指導者にモジタバ・ハメネイ師(56)が選出されて1週間が経過。就任後、ホルムズ海峡封鎖によるエネルギー輸送遮断や戦闘継続を宣言し、反米姿勢を強調。一方で国内外の批判が集中する中、米イスラエルとの激しい対立が続いており、革命防衛隊を中心とした精鋭部隊の影響力は強化。市民の反体制デモは徹底弾圧され、自由な声を上げる余地すらない状況。指導者選出を巡る国際社会の介入も回避され、体制への批判を封じ込める形で権力の集中が進んでいる。

この状況は、制度の欠陥や権力の不透明性が根幹にある。指導者の世襲選出や市民の声を封じ込める体制は、抑圧的で世界的に受け入れ難い。まず、選出プロセスに透明性を持たせることが不可欠だ。国内外の監視下での選出ルール構築、市民の意見を反映する制度作り、反対意見を尊重する環境の整備が急務。さらに、過激な軍事対応から平和的対話への移行を優先すべきだ。
権力集中ではなく、適切な権力分配こそ長期的安定につながる。イランの体制強化は自由の抑圧で成立している。真の「盤石な基盤」とは、恐怖によってではなく、信頼によって作られるべきだ。
ネットからのコメント
1、モジタバ師が傀儡とするなら、彼を担いで革命防衛隊を実質指揮している人がいるはずですよね。集団指導体制とは言っても裏リーダーは誰なんでしょうか。攻撃を見ていると、統制は執れていないように見受けられるので、話し合いをまとめて方向性を決めるようなブレーンがいないのかもしれないですよね。イスラムのやり方はいつもそう。怒りに任せて手当たり次第に無関係な場所で無差別に報復するから敵を作る。彼らが悪くない場合でも誤解されてしまう。過去に学んで賢く立ち回ればいいものを…と外から見ていて歯痒く思います。
2、今回の後継者決定は、宗教的議論より軍事的安定を優先した判断のように見えます。モジタバ・ハメネイ師は革命防衛隊との関係が深く、米イスラエルの攻撃が続く中で軍部を掌握できる人物として、体制側が迅速に選出したとみられます。
専門家会議が「一瞬もためらわなかった」と強調したのも、体制の動揺を見せないためでしょう。しかし皮肉なことに、外部からの強い圧力はイラン国内の保守強硬派を結束させる側面があります。イスラエルがモジタバ師を強く批判するほど、体制側の団結材料になっているようにも見えます。戦争は体制の求心力を高める一方、市民の不満や変化の可能性を押し潰します。イランは今、対外戦争と国内統制の循環から抜け出せない局面に入っているのかもしれません。
3、これは長期化覚悟するしかないですね。世界経済、日本経済への影響もどんどん大きくなるだろうが、国連のグテーレス事務総長はじめ国連での動きがあまり報道されていない気がする。
4、日本はアメリカの同盟国ですが、日本とイランは、西側諸国では珍しく強固な友好関係を築いています。2019年6月13日安倍首相はイランに訪問し、先日殺害されたハメネイ師と会談。12月にはロウハーニー大統領が訪日し、安倍首相と会談しています。日本はアメリカの同盟国ですが、今般のアメリカが勝手に始めた大義なきイラン攻撃は支持せずに、『中立』表明でお願いします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/be5ee45579f7c530f00221679ca84b62883c822b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]