鳥取県の沿岸でのハマチの漁獲量が2025年に過去30年で最低となる96トンにまで減少し、前年から87%も激減しました。漁業者の中では、かつて38.3トンだった漁獲量が4.2トンに激減した例もあり、収入は半減。一部ではサメの被害と燃料費の高騰も問題となっています。この不漁の背景には、気候変動による海水温上昇や潮流変化、稚魚の流入量減少が挙げられており、2025年夏にはかつてない海水温の上昇が観測されました。県では緊急不漁対策事業を立ち上げ、高温耐性のアラメ移植や効率的な漁場探しの支援など、持続可能な漁業の再建を目指しています。

深刻なハマチの不漁問題は、漁師や地元の生活に致命的な影響を及ぼしていますが、これは単なる自然の問題以上に、気候変動や漁業体制の弱点を露呈していると言えるでしょう。不漁の背景には、急激に進む海水温上昇、潮流の変化に加え、サメ被害や生物多様性の喪失といった複合的な要因が絡んでいます。
これに対しては以下の対策を迅速に講じる必要があります。
短期的には、漁場探し技術の高度化やサメ駆除対策を国の補助金や迅速なデータ共有で支援。中長期的には、高温耐性を持つ養殖藻場の整備を進め、藻場の再生と藻雑魚(稚魚)の安定確保を図る。気候変動に対応する漁業計画の確立と、その国際的協調を推進する。現在のままでは、未来の世代が漁業を選択する機会を完全に失う危険があります。豊かな魚介類が地元の誇りである一方、それを守る意識と行動が追い付かないままでは、海が取り返しのつかない「温暖化の被害者」と化してしまいます。今こそ持続可能な漁業の再構築を共に目指すべきときです。
ネットからのコメント
1、北海道ですここ5年くらいハマチが5月からずうっといます道民はあまりハマチ(道内ではフクラギ、イナダ)を食べないので獲れても余っているのが現状逆にサケが壊滅的に獲れなくなってます海が変わりました全国的に漁業の転換期に来ているみたいです
2、ハマチが取れないというより、日本海の海そのものが変わってきている印象。
水温上昇、藻場の減少、魚の回遊変化などが重なると、沿岸漁業は一気に厳しくなる。漁師個人の努力だけで解決できる問題ではなく、国レベルで海の環境と漁業のあり方を考え直す時期に来ているのかもしれない。
3、漁業も転換期にきていると思う。私は釣りをして瀬戸内海から日本海を釣りしてるが、何年釣れる魚や釣れる時期も変わっている。気候変動は避けられないが、養殖や獲れる魚に合わせた操業が必要ではないか?
4、>操業支援へ緊急対策温暖化でだんだんと獲れる魚が変わってきているんだろうね。獲れる魚種がだんだん北上し、鳥取に限らず今までの魚種では無理でしょ。それこそ鹿児島南部、奄美で獲れている魚種に切り替えていくとかしないとね。でも、そこですぐ「支援」をってのはどうもね。だったら、農業でも採れる作物が変わるから、支援を。工業製品もAI化が進めば、求められる製品が変わるから、支援を。支援を、支援を、支援を、支援を、、、、とどこの産業でも一律に支援をと言っていたら国家財政は破綻するでしょ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/39c1a09a80455539193f47ce8ddea64002b64a78,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]