全国各地で記録的な猛暑が続いています。8月5日、午後3時半までに関東の14地点で気温が40℃を超え、一日の40℃超地点数としては観測史上最多となりました。群馬県伊勢崎では41.8℃を記録し、日本の歴代最高気温を更新。これは、わずか6日前に兵庫県で観測された41.2℃を上回る異例の暑さです。東京都内でも八王子や府中などで初の40℃超を観測し、都内で40℃に達したのは2018年以来7年ぶり。
この危険な高温は明日以降も続く見込みで、熱中症への警戒が求められています。
気温が生命を脅かす領域にまで達している現実に、もはや「異常気象」という言葉では片付けられません。これは警鐘であり、政治・行政・社会全体の無策を突きつける結果です。
第一に、都市設計とインフラの対応が遅れています。遮熱舗装や緑地整備の不十分さが都市部の熱を逃がさず、人命を危険に晒しています。第二に、学校や高齢者施設などの公共空間における冷房設備が依然として不十分。第三に、気象情報や避難レベルの通知制度が曖昧で、住民が「いつどう動くべきか」が明確でありません。
政府・自治体は即時対策を講じるべきです。具体的には、全公共施設への高性能冷房設置を義務化し、緊急時には避難所として開放。企業には猛暑日休業制度の法制化を推進。さらに、都市ごとに「高温避難計画」を義務付け、地域での暑さ対策を自治体ごとに可視化すべきです。
人命か、経済効率か──気温はもはや問いかけています。40℃を超えるこの現実を、単なる気象ニュースとして済ませてはならないのです。
ネットからのコメント
1、これまでも条件が重なれば40℃を超えてくることはありましたが、最近はその条件が毎年当たり前のように満たされてしまっていますね。地球の長い歴史からしたら誤差の範囲かもしれませんが、人類史、日本史においては試される時代になってきました。人間は道具を使いながら耐えられるでしょうが、屋外にあるものは耐えられなくなってくるかもしれません。
2、数日前家の前で子猫が亡くなっていました。外傷もなくまだ温かかったので暑さに耐えられなkったのではないかと。エアコンの無い屋外でこれだけ雨も降らないと動物達も苦しいだろうと思います。 去年までは夕立ちが多かったのに今年はそれさえもないですね。
3、既に過酷な状況ですが、これからは体温超えの殺人的な気温が日常茶飯事になる。職場によっては手段を目的化し、闇雲に出社を強制する組織も存在する。政治の役割として更なるリモート要請など命を守る政策を強化すると共に、個人としても躊躇なく命を守る行動を取る必要があるかと。
4、ますます農作物ができなくなって物が高くなっていきそう。。これ以上高くなったらもう買えないかと。。しかし、このまま暑くなったら夏はもう外で遊べなくなりますね。っていうか、最近、外で全く子供をみなくなりました。暑くて外遊びどころじゃないかと。みんなネットでゲームとかで遊ぶんでしょうか???
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e93fc79bf613e6e5e397519c92cc14c17f9270ec,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]