朝倉未来(33)は2025年8月5日、自身のYouTubeチャンネルで次戦の対戦相手について言及した。7月開催の「超RIZIN4」で元フェザー級王者クレベル・コイケに判定2-1で勝利し、4年越しのリベンジを達成。次戦に関しては平本蓮との対戦を否定し、「口だけ仮病ニキはいい」と発言。一方で、本命にはラジャブアリ・シェイドゥラエフの名を挙げ、9月のタイトルマッチ次第で指名する意向を示した。
次戦まで約5カ月の準備期間を見込んでおり、徹底した研究と追い込みで挑む姿勢を示している。
この発言は単なる煽りや口撃を超えて、競技そのものへのリスペクトを問う問題を浮き彫りにしている。格闘技とは実力を競う舞台であり、言葉の応酬が主役ではない。朝倉選手が平本選手に対し「仮病」や「安パイ」などと嘲笑する姿勢は、スポーツマンシップを欠く上、ケガを抱える選手に対する理解と尊重を著しく欠いている。
本質的な問題は、プロ格闘技界において、勝敗よりも“話題性”を優先する風潮が強まり、言葉の暴力が興行の手段として許容される構造にある。視聴者の注目や収益を優先する運営体制が、このような炎上発言を黙認し、逆に利用してしまっている。
まず、運営側は選手の言動に対する明確な倫理基準を設けるべきだ。次に、SNS上での発言も含めた言動管理を強化し、選手の教育機会を提供する必要がある。
そして、視聴者もまた品位ある競技を望むという声を挙げ、消費者としての責任を果たすべきだ。
「強さ」とは口の強さではない。試合の中で示すものだ。尊敬に値するのは、黙して練習に打ち込む者であり、相手の事情を踏まえて尚、闘志を燃やす者である。暴言が評価される時代に終止符を打つべき時が来ている。
ネットからのコメント
1、これ、チャンピオン側が指名するならわかるけど朝倉が指名って‥シェイには何のメリットも無いと思うが果たして「カイ・アサクラの兄に勝った男」の触れ込みがどこまでUFCで通用するか一応話題にはなるから、少しは海外での知名度アップにつながるかなあギャラは相当はずんであげないと
2、朝倉さんが鈴木さんと対戦した時も指名したって言ってたのですが、何故朝倉さん側に指名する権利があるのでしょうか?榊原さんのお気に入りだからでしょうか?朝倉さんはRIZINからしたら人気選手で沢山の客を呼べる存在だとは思いますが、指名権についてはいつも不思議に思います。
3、平本にやり返したい気持ちはあると思う。でも鈴木千裕に勝ってクレベルにも勝って自信つけてより強い相手としたいって気持ちが強いんだろうな。
シェイドゥラエフとの試合とか楽しみだな!平本はもういらないよ。
4、判定2-1で勝ったぐらいであまり大口叩くのもどうかと思いますけどね負けてるのは事実なんだから勝ってから言ってくださいと平本くんが言ってました
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/753fe31408f007143b3cd7a3f939124aa23ab4c7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]