阪神・坂本誠志郎捕手(31)は、2025年8月7日の中日戦(バンテリンドーム)で2つの捕逸を記録し、失点につながった。3回には1点を勝ち越された直後、伊原陵人(25)のスライダーを後逸し、さらに2失点。5回にも木下里都(24)の低めの球を後逸して1点を献上、その後の内野安打でさらに1点を失った。試合は阪神が3-5で敗れ、坂本の捕逸が致命的な失点要因となった。
プロの舞台で2度の捕逸が失点に直結するのは、ただのミスとは言えない。坂本捕手は31歳、経験も実績もある立場にある中、スライダーという基本的な変化球を後逸し、チームの流れを完全に断ち切ってしまった。しかも相手は若手同士の注目の対決、チームとしても勝ちたい試合である。
背景には、若手投手との呼吸のズレ、リードの甘さ、そして日頃の準備不足があるとしか思えない。試合勘だけではなく、キャッチャーの責任感と集中力に疑問を感じざるを得ない。
まず、①バッテリー間の徹底した事前ミーティングの実施、②捕手の守備力・反応速度の再評価と再訓練、③試合中の配球意図やシグナルの明文化など、再発防止の具体策が急務だ。
野球はミスを許さない勝負の世界だ。ベテランがもたらす「安心感」が揺らげば、チームの屋台骨は脆く崩れる。
今こそ、実力と責任の均衡が問われている。
ネットからのコメント
1、タイガースは外野手の捕球ミスにパスボール2つ、さらにはフィルダースチョイスとミスをこれだけ重ねたら厳しい。これだけ悪い試合展開で、ここから同点に追いつき、更には引っくり返すのは余程のパワーと胆力が必要。藤川監督はミスの連発に相当悔しそうな表情。それにしても、中川選手のガッツ溢れるプレーは、これからも起用してほしいなという選手だと思う。
2、1試合で2つのパスボールしかも別々の投手でってのは珍しいですね。この試合だけで評価が下がるものでもないし別に良いのですが藤川監督が何を言うかは気になります。前回も調子が落ちてた伊原投手と組んだ栄枝捕手に対する評価や梅野捕手がマスクを被った試合も守備からリズムが作れなかった。こういう試合は2度としたくないと言ってましたが今日の試合の方が酷いですからね。
3、さしもの坂本もお疲れだね。坂本主体でずっと回してるからなあ。今の坂本もまたチームの中核を担う存在故に休ませ難いのは分かるが、それでも休養日を増やさないとキツいかもしれんな。
4、前半梅野とうまく使ってたのに後半は坂本ばかり出すから疲れも出るだろう。バッティングも下降気味だし休息も必要だな
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c025a97192c896fb7c34569b36c55964cccfce,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]