事件概要：1941年12月8日、真珠湾攻撃が行われ、アメリカ海軍の戦艦「ウェスト・ヴァージニア」や「アリゾナ」などが撃沈されました。この攻撃は、日本海軍の空母「蒼龍」から発進した183機の航空機によって実施されました。攻撃対象は主に軍事施設であり、約2400人のアメリカ兵が死亡し、100人以上の民間人も犠牲となりました。

戦後、元航空兵の吉岡政光氏は、自らの経験を語り、戦争の命令に従って行動したと述べました。また、戦争の背景には日本外交の失策もあり、宣戦布告が遅れたため「だまし討ち」と受け取られたことが語られています。

コメント：吉岡政光氏の証言からは、戦争という極限の状況下で戦士たちがどれだけ命令に従い、任務を全うすることに集中していたのかが強く伝わります。その一方で、戦後になって抱える心の葛藤も見え隠れします。「ハワイには行きたくない」と語る吉岡氏の言葉には、戦争の影が色濃く残っており、命令を実行したことに対する深い思いが感じられます。戦争が個人の心に与える影響の大きさを考えさせられ、悲しみや痛みを感じます。人々の命が絡むこのような出来事には、直接関わった人々が抱える無念や後悔がついて回るものだということを忘れてはいけません。

ネットからのコメント

1、正直軍人にその質問は愚問だろうな　最前線で戦う兵士は目の前の敵を討つのが仕事だし、戦争というのは互いに損失を出し合うもので目の前の敵を殺さないと自分も殺されるし、そいつを生かせば自分の仲間や自分の家族が殺される可能性もある。そりゃあ銃打つ時や戦闘機なら機銃や爆弾落とす時は嫌な気持ちだろうけどそういう感覚も麻痺してくると思う。

2、この、元日本兵士の方と同様に、広島や長崎に原発を落としたアメリカ兵も、自分は任務の為に、それを遂行するのが仕事だから、その時の自分は決して悪くない、と言い聞かせて生きてきたのでしょう。でも、心のどこかで罪悪感があり、自分が殺したかもしれない多くの命を考えずにはいられないのではないでしょうか？戦争とは惨いものですね。どちらにも言い分があり、どちらにも正義がおそらくあるのです。。立場が違えば悪でも正義にもなる、それが戦争です。今の日本が多くの犠牲の上で成り立っている平和であることを、私たちは忘れてはならないですね。

3、この櫻井さんの質問も悪意があった訳でなく、単なる興味だったと思う。

しかし、もう少し考えれば自ずと質問できる内容ではないと解るはず。こういったこともあるけど、戦争についての議論から逃げるのではなく、考える事が大事だと思う。

4、「アメリカ兵を殺してしまったという感覚は、当時は？」という一言この放送を視てはいなかったけれど、私は、この言葉をとても無神経で無礼で吉岡さんに対する敬意を失した発言だと受け取っただろう当時の日本の状況や戦争に行くしかなかった方々の心情を考えれば、軽々に発してよい言葉とは到底思えない