立憲民主党の小西洋之参院議員が、10月30日夜に自身のX(旧ツイッター)で、憲法9条の理念を用いて世界平和の実現を提案する投稿を行いました。彼は、国連事務総長グテーレス氏の呼びかけを引用しながら、「すべての国が憲法9条を導入することで戦争を根絶できる」と主張しました。小西氏は、戦後の日本の平和を例に挙げ、安倍政権後の安全保障政策の改善を訴えました。
この投稿は、憲法9条をどう世界に普及させるかや中国、北朝鮮、ロシアへの対応に関して意見を呼び、多くの支持や疑問の声が寄せられました。

小西議員の投稿は、憲法9条の理念を世界平和の鍵とする提案をしていますが、その実行可能性に強い疑念が残ります。戦後日本の平和は事実ですが、他国でも同様の効果が期待できるかは明確ではありません。特に中国、北朝鮮、ロシアのような国々に、憲法9条の導入を説得することは現実的ではありません。まず、外交を基軸とした平和戦略の強化が必要です。また、国際社会で共有できる安全保障の新しい枠組みの模索も欠かせません。そして、情報戦略を含めた広範な平和教育が有効です。理想と現実の対比で現実を誇張することは簡単ですが、持続可能な解決策こそが平和への道です。この議論を契機に、具体的で実行可能な平和への道筋を描く努力が求められます。
ネットからのコメント
1、願望を述べるだけだったら子どもでもできる。国会議員の仕事は、その願望をどうすれば具体的に実現できるのか政策をかんがえていくことだ。それが国益に繋がる形でね。小西さんには国際法すら守らないロシアや中国に憲法九条を導入させるための秘策があるのかな?日々、他人の言動をあげつらったり、実現不可能な意見を言うことに腐心しないで、もう少し今の日本や国際状況を考えたうえでの建設的な意見を述べるべきだよ。
2、小学生かよ!と思う。ワイも小学生のときは先生に、日本は二度と戦争しないと決めたんだ。第九条は守っていかないといけないし自衛隊はあってはならないんだと言われて、へーそうなんだと思っていたが、高学年になり世界情勢を知れば知るほど、戦わずに中立を守り続けるにはそれなりの戦闘力を保持しないといけないと思うようになったし、攻撃するかも知れない敵を前に九条で手足を縛ってはいけない。九条が!とギャーギャー言う人は、頭がお花畑なのか、敵国に有利になるように活動しているのかなと思っている。
3、立憲民主党が本気でこの理想を掲げるなら、まずは日中友好議連の副会長も務める岡田克也氏に、ぜひ率先して中国を説得していただきたい。
もし中国に戦力不保持を納得させ、海洋進出を止めさせることができれば、それこそ野党としての存在意義を示すことになる。中国の海洋進出だけでなく、北朝鮮の核、ロシアの侵攻など、既存の国際法すら守られない現状で、どうやって他国に9条の理念を強制し納得させるのか、まずはその具体的な手段をクリアにすることから始めてほしい。
4、「9条で国民と国益を守れることは戦後日本の歴史が立証している。」いやいや、9条のおかげではなくアメリカが守ってくれてるおかげ。国会議員がこんなことを本気で言ってるなんて正に平和ボケの極み。私はこれを聞いて益々、国防意識が高まりました。憲法改正は必要だと確信できたのでこの立憲議員には感謝します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/75d73bdd3f71b2b40234addc62e7b5d90838bc2f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]